【レビュー】ナーフ エアテック3000 ~圧縮空気式ナーフの一つの最適解~

2002年。お馴染みのNストライクシリーズが登場する前年に発売された圧縮空気式ブラスターがこのエアテック3000です。圧縮空気を使用し、更にガトリングガンのような回転する多数の銃身を持つというかなりの意欲作です。

絶版品の旧規格ダーツを使用する事からそのままでは使いにくいものの、簡単な改造でエリートダーツが撃てるようになります。専用の改造パーツも出回っているほどで、今でも人気のナーフです。

デザインはレトロなSF?

今のナーフにはないヌメッとした?有機的なデザインですね。

SF系…といっても現在主流のスタイリッシュなデザインではなく、レトロフィーチャーと言いますか古い時代のSFデザイン。先端部が丸い光線銃とかそういう時代の雰囲気を感じます。

ブラスター後部の透明な青いパイプは空気タンクではなく単なる飾りです。中央部の窓にある小さいパイプは後述するインジケータ「リキトロン」です。

エアテックシリーズ最大の目玉「リキトロン」

実射性能に目が行きがちなエアテックですが、その最大の特徴はこの「リキトロン」と呼ばれるパワーゲージにあります。青い液体で満たされたパイプのようなもので、いわゆる圧力計の一種です。

ポンプ動作のたびに液面が上昇し、現在の圧縮パワーがすぐに分かるというスグレモノです。

これが下限値。発売当初でしたらもっと液面が下にあるのかもしれませんが…

これが最大値。おおよそポンプ動作3~4回分。発射すれば水位は下限値にまで下がります。その繰り返しです。この動きを見るだけでもエアテックを手にする価値があるのではないでしょうか。

この「リキトロン」は特許取得しているそうですが、残念ながら後年のブラスターには採用されていません。タイタンはメーター形の圧力計になってしまいました。

簡単な改造で現行ダーツ仕様に

Nストライク以前という古い製品、かつ現行のダーツとは互換性がないにも関わらず今現在も高い人気を誇っているエアアテック3000。その理由は改造のしやすさにあると言われています。

銃身部。発射されるのは一番下のバレルで、撃つごとに回転する仕組みになっています。

本来は直径15mmの旧規格のダーツを使うのですが、以下の改造をすることで現行ダーツが使えるようになります。

  1. 外径15mm、内径13mmほどのパイプを用意する
  2. バレル内の突起をヤスリやリューターで削る
  3. バレル最奥部の安全弁を糊を付けた細い棒(竹串)等で押し込み、少しずらして固定する(下図参照)
  4. 適当な長さに切ったパイプを差し込む

原状復帰を考えないのであれば、海外の改造事例にあるようにバレルごと切断して安全弁を除去、銃身ごとアクリルパイプに置き換えてしまう方法もあります。

私はある程度は戻せるような改造しかしませんので、こういう回りくどい方法を取っています。

試射

上記の改造をしたのがこちらのブラスターになります。

リキトロンが上下していることが分かりますでしょうか?バレルが短いので飛距離はまだまだですが、きちんとしたアクリルパイプに置き換えれば飛距離は大幅に伸びる勢いがあります。

圧縮空気式にありがちなチャージの面倒臭さが少なく、対人戦でも十分に真価を発揮できるのではないでしょうか。

意欲作ながら続かず…

このように非常に意欲的なブラスターであり、人気が高かったものの翌年のNストライクシリーズが更に爆発的にヒットしたこともあってエアテックシリーズは廃版になってしまいました。リメイク品の発売もなし。

エアテック3000は改造素材として非常に優秀だそうで、ネット上でも多くの改造事例が公開されています。バレルを延長したりポンプを強化することで飛距離は30m超になるとか…

内部に余裕のあるデザインということで改造しやすい点も人気の秘密だそうです。実際に分解してみると凄く手を加えやすい構造になっています。

海外専売のナーフ製品ということで入手手段は限られますが、上記のように人気ブラスターですのでセカイモンなどの海外オークション代行業者を使えばかなり簡単に入手可能です。

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