【レビュー】高木型 弐〇壱九年式 爆水拳銃 ~マニア垂涎のデッカードブラスター~

3.0
ナーフ情報

2本トリガーにリボルバー風、そして映画「ブレードランナー」に出てくる銃といえばピンとくる人は多いのではないでしょうか。

そんな銃がモデル化され、水鉄砲となったのがこのブラスターです。商品名は「高木型 弐〇壱九年式 爆水拳銃」とのことですが、形状を見る限りはどう見てもデッカードブラスターですね。水漏れ問題などで延期がありましたが、つい先日に発売となり、ようやく手に入れることができました。

高木型 弐〇壱九年式 爆水拳銃

私が買ったのはクリアブラック。明るい場所ではスモークグレーという感じですが、背景を用意して照明(といっても普通のライト)を当てるだけで黒鉄色のツヤツヤした拳銃らしく写ります。

定価1300円ということで非常にチープなはずなんですが細かく造形されたモールドが秀逸で雰囲気はバッチリです。

反対側面にはリボルバーらしいシリンダーが見えます。モールドですので非可動なものの、今にも開いてスイングアウトしそうですね。

水はグリップの後ろにある小さいフタを開けて行います。ディスプレイ用としても使えるようフタが目立たないようにデザインされているのが良いですね。そのおかげで非常に注水しにくくなっていますが。

パッケージは簡素

そうそう、パッケージはこんな感じに非常に”安い”です。玩具店とか雑貨屋の水遊びコーナーに雑多に吊り下げられてそう。これには驚きました。

それがパッケージを開けてみればこの雰囲気の良さ、完成度なんですから…。2回も驚かせてくれました。

 

 

 

握った感じのホールド感はかなり良い感じ。グリップはかなり太く、手の大きい私でもトリガーに指が届きにくいかも。

子供にはまず使えないサイズということ、対象年齢15歳以上ということでターゲットは一定年齢層以上の大人だということが良くわかります。

 

水鉄砲としての性能はかなり低いようです。

アマゾンのレビューではトリガーが折れやすいという報告があったことからもガシガシ遊ぶというよりもディスプレイ用、塗装ベース用に使うのが最適なのかな、と思います。

 

ファイアストライクとほぼ同サイズですので、機関部の移植できないかなぁなんて考えたりしています。

 

ちなみに謎のオレンジパーツ。実銃との識別のために銃口部に接着するためのパーツだとのこと。確かにこのツヤツヤの”黒スチール感”では実銃と思われても仕方ありませんよね。

 

モナカ構造ですので真ん中の割れ目は目をつむりましょう。

 

水鉄砲は期待しないこと

アマゾンレビューでも水鉄砲としてはかなり酷評されており、特に品質管理の甘さと耐久性の低さは気になるところでもあります。私のブラスターも結構な傷がある状態で届いています。

 

一方、前述のようにプロップガンとしての出来は極めて秀逸。すでに塗装や染色されている人も多いようで、値段的にもカスタムベースとしてはこれ以上無いほどの素材なのではないでしょうか。

と思ったものの8/1時点でプレミア値になっているそうです。追加販売があるようなないような噂もSNSで見かけたこともありますが、実際のところはどうなんでしょう。

実はもう一色、シルバー色もありますがそちらはまだ未入手でして。価格の推移を見ながら手に入れたいと思っています。

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