【レビュー】Nストライクエリート ライノファイヤー ~まさに敵を押しのけるサイ!圧倒的火力の分隊支援火器~

ナーフ情報

【レビュー】Nストライクエリート ライノファイヤー

サイズ・重量 全長75cm  重量–kg

発売年

シリーズ

2014年(2019年再販)

Nストライクエリート

初速 15~16m/s
(マンガン電池)
装填数 ×25発×2
入手先 対応弾 エリートダーツ

吸盤ダーツ

アキュストダーツ

Nストライクエリート ライノファイヤーって?

2014年にリリースされた電動式の双門機関銃です。バルカンの後継機種でもありまして、久々の設置型ブラスターとして大きな注目を集めました。

大きな三脚、飛び出た銃身はまさにライノ(動物のサイ)のようです。

何しろデカい支援火器

とりあえず第一印象はもう「デカい」です。パッケージはもう捨ててしまいましたが、自宅へ届いたときの箱は組み立て家具でも入ってるんじゃないかと思うくらいでした。

 

機関銃を2門並列にくっつけた双門機関銃のような外観となっています。
構造自体も見た目そのまま。電動ナーフを左右くっつけたような感じです。

 

片方だけの射撃は出来ず、マガジンが両方ともセットされていないとモーターが回らないようになっています。ダーツの有無は関係なく、あくまでマガジンだけあればOK。

かなりの幅広ですが、内部も左右対称でモーターが2つ×左右で計4つ内蔵しています。電池の減りが半端ない気が…

バルカンとの比較

様々な面でバルカンから進化しているリノファイア。横並びで比較してみました。

 

大きさは同じくらい。かなり大きく感じるバルカンですが、ライノファイヤーの横幅の大きさをみるとコンパクトに見えてくるから不思議です。

 

バルカンにあったキャリングハンドルはライノファイヤーではなくなりましたが、その代わりに持ち手にもなる長大なアクセサリレールが追加されています。

 

横から。バルカンが銃らしさを残している一方、リノファイアはSF寄りのデザインになっていますね。

この辺のリング状のデザインが近未来的でいい感じ。

 

動作原理としてもライノファイヤーはフライホイール式。バルカンはシリンダー式と違いがあります。
そのおかげで発射速度は秒間2発(バルカン)と秒間3発×2門(ライノファイヤー)と格段に進歩しています。

付属は非常に有用な25発マガジン2つ

25発ドラムマガジンが付属しています。
最近だとドラムマガジンが付属するナーフが結構ありますので、比較的に予備マガジンは用意しやすくなったのではないでしょうか。

 

ナーフはマガジンが共通ですのでインフィニスの30連マガジンですとか、タイタンの50連マガジン、もしくは6発のストレートマガジンも使えます。写真は18連マガジン。

なお米アマゾンではドラムマガジンの単体売りも。

 

25連は大きさも弾数もちょうどバランスが取れていますので、特に連射型ナーフをお持ちであるならば非常に有用なカスタマイズパーツになります。

 

銃身の動作も再現

ライノファイヤーの凄いところは発射時の銃身の反動をギミックとして再現していること。

途中で弾が詰まったのはご愛敬。

モーター駆動で動画のように伸縮します。その割には案外とモーター音が少ないので気軽に使えるという長所もあります。

 

ただし弾つまりに要注意

ライノファイヤーは高速連射型のナーフではあるんですが、どうも弾が詰まりやすい傾向があります。

特にマンガン電池ですとか消耗した電池を使った場合。
ダーツが押し出されてフライホイールで弾き飛ばすときにパワー不足になる印象がありました。銃身の伸縮ギミックのせいで電力がとられているのかもしれませんね。

また詰まった場合は無理に発射しようとせず、マガジンを抜いたり上部カバーを開けてダーツを取り出すようにしましょう。
ダーツを噛んだままトリガーを押し続けてしまい、中でダーツがボロボロにという事態が頻発します。

 

★2019/8/13追記

コメント欄にて有益な情報いただきました。

 匿名 より 2019年8月13日 3:28 AM 
オレンジトリガー版は殆ど弾づまりは感じませんね。 オレンジ版はトリガーが2段階でフライホイールの回転させてから更に押し込んでダーツ発射になってます。 グレートリガーはホイールの回転が上がり切らない内に発射しようとしてしまうからジャムリ易いんですよね、単純にパワー落としすぎですね。

情報ありがとうございます。

2019年8月時点でアマゾンで販売されているライノファイヤーは、商品写真によればオレンジトリガー版のようです。
私がレビューしているものと違い、弾詰りトラブルが解消されていると思われます。

 

据え置きでも使用可!三脚付属

設置型ということでバルカンと同じような構造の三脚が付属します。エリートシリーズの青いラインとロゴがいいですね。黒と白の塗り分けも格好良く、まさに最上級機。

バネが入っているので持ち上げると自動で折り畳んでくれます。便利なのの置きたいときに手で広げるという動作が加わりますので…一手間かかるという弱点もあります。

 

かなりがっしりした三脚なんですが、残念なことに普通のナーフとはレール幅が違うので流用できません。現段階で使えるのがライノファイア、バルカンストームトルーパーDXくらい。

バルカンのトライポッドとの並び。ほぼ共通パーツでできています。取り付け部分も同じ。

 

 

サイズについて

全長75㎝はくらいあります。

そして横幅が58㎝くらい。

全長としてはそれほど大きくはなさそうに思うんですが、横幅と厚みがありますので持った感じは非常に巨大に思えます。電池6本という重量もありますので子供では持ち歩いての射撃はちょっと辛いかも。

 

 

 

操作方法など

賛否両論?発射はスイッチ式

両方にマガジンを刺してグリップスイッチを押すだけで発射します。
安全装置の関係で両方にマガジンを刺さないといけません。

発射はトリガーではなくスイッチ式。ゲームコントローラのように黒い部分を両手で握り、親指でグレーのスイッチを押します。

操作しやすいのは確かなのですがバルカンのような引き金を引いて発射するようなシステムの方が雰囲気が出たのになぁ…と。

ちなみに写真はタカラトミー時代の国内仕様モデル。
威力の強い海外版はこのスイッチがオレンジ色のパーツでできています。



個人的な評価

豊富なアクセサリレールで要塞化

アクセサリレールは3本。中心と左右にありますので色んなものが付け放題です。特に中心レールはかなり長いので複数のアクセサリを同一レールに乗せることができます。

ライトを付けたりスコープを付けたり…海外では近接武器を付けるカスタマイズも人気?のようですね。

モジュラスのストレージシールドを1個置くだけで対空機関砲のような見た目になります。

 

モジュラスシリーズは他にも非常にたくさんのアクセサリが出ていますので、お持ちの方はゴテゴテと付けてみるのも面白いかも。

あとドラムマガジンだけでなく詰まりにくいストレート型に換えてあげることでストレスなく撃てるようになります。

 

あと2019年後半に販売予定のタイタンCS50の50連ドラムマガジンを使うと最大100発という恐るべき火力となります。

 

余談ですが

完全にお遊びではありますが、3Dプリンターでの自作でレール同士をつなぐジョイントを使うとこんなこともできます。

長大なセンチュリオンと至近距離で弾幕を張るライノファイヤーの組み合わせ的な。

要塞化というのもライノファイヤーの遊び方の一つだと思いますので、様々なものを取り付けていくという遊びもまた楽しいものですね。

ナーフだけでなく段ボール箱を使ってトーチカを作るという方向でも。

 

スペックなど詳細

初速:15~16m/s(マンガン電池)

完全に電源に依存しますので安価なマンガン電池ではこれくらい。おそらくエボルタですとか高性能電池でしたら20m/sくらいはいくのではないでしょうか。

 

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入手方法

2019年8月時点で再販されております。アマゾンで入手可能。

 

総評:圧倒的弾幕!陣地の守り神

持ち運んで撃つというよりも設置しての支援砲火としての役割になるライノファイヤ。
かなり重量がありますが三脚があるので非力な子供でも使うことが出来るという利点があります。フルオートブラスターといえば重量級で扱いにくいものが多いので…リノファイアのように据え置きで、軽いトリガーでバンバン撃てるのは子供から見れば非常に魅力的に映るようです。

「fortnite タレット」の画像検索結果

(c)Epic Games

フォートナイトのマウンテッドタレットにも似ているようで我が家では人気が再燃しています。段ボール箱の上に置いて「建築」するのだそうで。

 

またパーツ単位でみても有用な25連ドラムマガジンが2個、使いどころが限られますがトライポッドも付属するということですので、それだけでもライノファイヤーは買う価値のあるブラスターだといえます(ただし結構高いのでセール時を狙うといいかもしれません)

CM等ではバリケードに布陣したり、また火力を生かして突撃するような描写がみられますが実際の運用でもそのように扱うのが最適なのかもしれませんね。

 

※延長バレルは使用できません。
※グリップは上面取り付けになります

コメント

  1. 匿名 より:

    うちのリノファイアが動かなくなりました。 電池は新品を1回だけ使いました。
    どうすればいいでしょうか。教えていただけるとありがたいです。

    • KDWK より:

      断線や銃身駆動部の故障でないとするならば、フライホイールやダーツを押し出すプッシャーに抵抗があると発射できなくなります。ダーツの欠片が詰まっていたり、スタビライザー(フライホイールの前段にある白い柔らかいパーツ)にダーツが引っかかったりしていませんでしょうか。

  2. 匿名 より:

    おっしゃる通りでした! ありがとうございます!
    よーし、 遊ぶぞ―(笑)。 
     

  3. 匿名 より:

    オレンジトリガー版は殆ど弾づまりは感じませんね。
    オレンジ版はトリガーが2段階でフライホイールの回転させてから更に押し込んでダーツ発射になってます。

    グレートリガーはホイールの回転が上がり切らない内に発射しようとしてしまうからジャムリ易いんですよね、単純にパワー落としすぎですね。

    • KDWK より:

      情報ありがとうございます! 私のグレートリガー版は本当に詰まりが多くって泣きそうなくらいでして。今の現行品はオレンジトリガーのようですので2段トリガーに改修されていそうですね。

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