【レビュー】ボルテックス プラキス~まさに近未来!ディスク型の連射ブラスター~

1.5
ナーフ情報

 

ナーフの中でも異色の存在であるボルテックスシリーズは皆さんご存知でしょうか。

ダーツではなく、写真のようなディスクと呼ばれる円盤を飛ばすナーフです。まさにフリスビーと同じようなもので、初速の割には驚くほど遠くまで飛んでいきます。

ボルテックス プラキス

2011年に販売されたボルテックスシリーズのライフル型ブラスターです。マガジン式。

プラキス(PRAXIS)は練習という意味があるそうですが、ブラスターとしての名前の意味はどうなんでしょう?シリーズ最初ということで何か意味が込められているんでしょうか。

プラキスは多くの円盤弾を効率的に連射するため、マガジン式のブラスターとなっています。後述しますがボルテックスシリーズ内であればマガジンの互換性がありますので、他のボルテックス用マガジンを使うことも可能。

 

外見は?

見た目はナーフのブラスターとそれほど変わりません。色合いは綺麗なグリーンとライトグレー、警告色のオレンジ。

ナーフシリーズの中でも、よりSFっぽさを強くしたようなデザインです。

見た目はライフルのようですが、よく見れば銃口が四角だったり幅広の本体だったりと実弾兵器というよりもビーム兵器と言うようなイメージです。デザイン的にも近未来的な雰囲気ですね。両面ともしっかり塗装されておりまして、発売当初のローンチモデルとして本気度が垣間見えるブラスターです。

 

例えば銃口部。ディスクを打ち出すために四角くなっています。しかも結構なサイズです。

銃というよりもプラズマガン、レールガンのような雰囲気です。

 

レールなどはナーフ規格

上から見るとなんだか魚のような曲線が面白いです。見た目以上に結構な幅がありますので、構えたときに意外なボリュームを感じます。

上部アクセサリレールはナーフ規格ですので他のアクセサリーが取り付け可能です。

また、エアガン用アクセサリについては変換アダプターを使えば可能。

【雑記】ーフのアクセサリレールについて
ナーフにはアクセサリ用レールあり ナーフにはアクセサリーを取り付ける「レール」が大抵備わっているのはご存知でしょうか? 幅にして約18~19mmくらい。このレールはナーフ規格と言われるようにどれもほぼ共通サイズに設計されており、お好みのアク...

 

ストックはナーフ共通

ボルテックスカラーのストックが付属しており、ユーザーが自由に付け替えて遊ぶことができます。ストックもナーフ規格ですのでモジュラスやNストライクといった他のナーフにも使えます。

色合いとしては使えるブラスターは限られてきますけれども、パーツとしての選択肢が増えるのはいいですね。

惜しむらくは剛性感のなさ。オレンジ色の棒状パーツが軟質プラのためグニャグニャ、ブラブラします。構えたときのガッシリとホールド出来るかというと……。

かなり全長が長く見えますがストックを外すことでコンパクトになります。右側のスライドスイッチはディスク取り出し用。詰まった場合はこちらを操作して排出します。

 

操作方法など

アルファトルーパーのようにバレル下のスライドを引くことでコッキングを行います。ストックがありますので安定して連射できます。

 

マガジン受け部にはスプリングが入っており、レバーを押し下げてロックを外すとスルスルスルっと出てきます。Nストライクシリーズにはない構造ですが、マガジン交換しやすいので是非とも他のシリーズにも取り入れてほしいですね。

難点としてはマガジンの抜けが良すぎて落下させやすいところでしょうか。

 

バネは本体ではなくマガジン側に入っています。良く考えられた仕組みですね。

 

 

 

入手方法

 

総評:本体の作りはいい。でもディスクが…

ボルテックスシリーズの中でも最もポピュラーなブラスターです。ダーツとはまた違うフワフワした飛び方、壁への反射を利用した跳弾など新しい楽しみ方があるものの「ナーフとして」は定着しなかったようで、2016年現在ではシリーズはほぼ終了している状態です。

プラキスも先進的なナーフでしたがディスクが高額な割に跳ねて紛失しやすいという大きな弱点を抱えており、そんな状態で連射などとてもとても…

このプラキスも驚くほど安値で売られていたりします。ストックは流用できますのでリサイクルショップで見かけましたらゲットしておくと良いかもしれませんね。

※延長バレルは使用できません。
※グリップは上面取り付けになります

 

タイトルとURLをコピーしました