ナーフはアタッチメントやストック、バレルなど様々なパーツが規格化されており、色合いを除けば交換することで好みのブラスターに仕上げることが出来ますし、それを楽しみにしている人が多くいます。ただしオプションパーツ自体の別売が殆ど無かったりすることから、多くの場合は複数の製品を購入する必要がありました。
CS-6リーコンは単品で色々と組み替えて遊べるようにと販売されたブラスターです。ブラスター本体の他にレーザーポインタ(LED式)、照準器、バレル、ストックが付属しています。
フル装備ではおよそ70cmのアサルトライフル型になりますし、本体だけでは33cmとコンパクトになります。ストックだけ、ポインターだけというように組み替えて遊ぶことが可能です。
フル装備でリーコン(偵察)アサルトライフル
その名の通りにRecon、強行偵察型のアサルトライフルになります。あくまで偵察…近距離戦のためにスコープではなくディスク型の照準器とレーザーポインターが付属しているのでしょうか。
全長が長くなる上にプラスチックなので、非常にギシギシと鳴ります。何らかの補強するとマシになるんでしょうけども、逆に重くなるので難しいところですね。
安全性優先?LED式の「ターゲットポインター」
レーザーポインターに見えつつ、中身は普通の赤色LEDランプとなっています。少しくらい直視しても問題は無さそうです。逆に言えば非常に暗いので昼間はほとんど役に立ちません。
横のレバーで照射範囲の拡大縮小が出来ます。名目上はライトとしても使えるというものだそうですが、暗いのでほとんど役には立たず…
問題はストック!剛性なさすぎです
ストックは全部プラ製ですので、泣けるほどに剛性がありません。フニャフニャします。しかも伸び縮みしそうに見えつつも固定です。
ただ、こうやってマガジンを挟めるのは便利ですね。ただし硬いので取りにくいという欠点が…落ちるよりマシですか。
まるでグレネードランチャーな照準器
ライフルというかグレネードランチャーのような照準器がついています。この頃のナーフには比較的多い照準器なようで、ロングストライクにもよく似たパーツが付属しています。
こちらはディスク部分を回すことで上下移動が可能であり、仰角(上向きの角度)を考えることで飛距離と着弾点を予測することが出来ます。
威力と精度ならオプション不要!
全パーツ外した状態、いわゆるハンドガンタイプになります。バレルが長くなると飛距離と精度が落ちるというナーフの伝統?がありますので、リーコンも同じようにこれが一番良く飛ぶ形状となります。取り回しも良いので一番使いやすいかもしれませんね。
古いものの入手性は良し。デザイン最高、でも実射性能は…
多く売れたブラスターだそうで、中古市場でも多く出回っています。箱なしやパーツの一部欠品くらいで良ければ更に価格は下がりますので(2000~4000円位)、入手性は良いほうだと思います。
今現在のブラスターに比べれば飛距離も精度も物足りないものがありますが、それでもその後のリタリエイターやモジュラスへ受け継がれる「カスタマイズの楽しさ」が十分に楽しめるものとなっています。もちろんパーツは他のブラスターにも流用できます。
対応ダーツ・アクセサリ
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。