【レビュー】ゾンビストライク アボリッシャーZR800 ~対生物小隊の試作兵器~

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2015年に登場したゾンビストライク・バイオスクワッドのブラスターがこのアボリッシャーZR800です。

バイオスクワッド(対生物小隊?)というシリーズ名の通り、最大の特徴はゾンビ・リペラント(ゾンビ忌避薬)という専用スプレーを使い、ゾンビを化学的に消滅させることができること…。

カラーリングもゾンビストライクのメインシリーズ特有の蛍光グリーンではなく化学薬品っぽい黄色となっています。

もちろん危なっかしい化学兵器ではなくパーティスプレー(ストリングスプレー)と呼ばれる糸状のスライムを発射するスプレーを使いますので安全です。

また写真右側に見切れている緑色のタンクを使えばスプレーではなく水を噴射できますので、普通の水鉄砲としても遊ぶことが可能となっています。

ナーフ発射部分は暴走気味?

ナーフのダーツは8本装填できます。どうも安全弁か分岐弁が雑なのか、発射されるのが1本だったり3本だったりとマチマチです。ダーツの状態に依りますがきっちり撃つというようなブラスターではないことは確か。

コッキング式ではなくハンドガードを手前に引くことで発射するタイプになります。飛距離=腕の動かす速さ。スプリング式ではないので実飛距離はそれほど期待できるものではありません。

すこしヘタったダーツを使ったとは言え発射数が見事にバラバラ。狙って撃つというよりも、ゾンビに肉薄して至近距離でダーツとリペラントを叩き込むような超近接兵器なのかも?

トリガーはスプレーと水

トリガーはスプレー、または水の発射用。引くことでスプレー(水ボンベ)が前に押し出されることで噴射するようになっています。

水ボンベは使用しない場合は写真のように銃後方にセット出来ます。これはこれで面白いデザインですね。

逆にスプレー缶はセットできません。

スプレーは専用のノズルを使用するタイプです。市販のストリングスプレーが使用できるかどうかは不明(付け替えればOK?)。国内販売はされていないので貴重です。

こちらが水ボンベ。水筒のようにフタを回して開けて給水を行います。

独特のスプレーは掃除が大変

スプレーは噴射すると即時に固形化します。噴射直後は冷たく、粘つきのない不思議な感触ですね。髪の毛や衣類に付着してもすぐに取れるとのことですが、オイル?可塑剤?が染み込んでいますので紙製品に付着した場合は油の跡が残る可能性があります。あと壁紙には貼り付いて掃除が非常に大変なことになりました。

また柔らかく、ポロポロと崩れやすいので掃除機を使う際にもホースそのままで吸い込んだほうが良いかもしれません。サイクロン式は避けましょう。

細かい粉末状に出ることがありまして、これまた掃除が大変です。特に水平、下向きにスプレーした場合にはこのような粉末状に出てしまうようです。

こちらは少し上向きに発射した場合。綺麗に糸状に出ているのがわかりますでしょうか。直撃を狙うのではなく、上から糸を降らせるようにするのが正しい使い方なのかもしれませんね。

これぞ試作兵器?

色々なものを飛ばしてきたナーフシリーズですが、このスプレー式のナーフはこのアボリッシャーZR800と姉妹品のZR100だけしかありません。

しかも信頼性は最悪。映画やゲームなどで飛び抜けた性能を秘めているものの「危険」とか「誰も扱えない」と称される”試作兵器”が登場することがよく有ります。このアボリッシャーもそんな試作兵器のような雰囲気を感じるのは私だけでしょうか。

なお、水やストリングスプレーを使用するという性質上から使用できるシチュエーションが極めて限定されるナーフでもあります。掃除しやすい場所という条件がつきますし、水を使う場合は屋外ということになります。サバゲーフィールドなどの施設ではもちろん使用厳禁。

海外では(製品によっては)生分解性ではないとのことで市販されていることに対して批判的な意見も出ております。

いろいろと振り切ったギミックのナーフですが、その性能をいかんなく発揮できる場所はそう多くは無さそう。試作兵器止まりとなってしまうのが残念ですね。

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