フォートナイトのボルトアクションスナイパーライフルをそのまま立体化したようなナーフ(トイガン)であるBASR-L。
なりきり玩具というと、どうしても小さくなってしまうんですが このBASR-Lは全長90cmと堂々たるサイズ。しかも非常に格好いいんです。
ですが弱点が一つ。
デカいのです…収納できない… 特にストックは一度取り付けると外せなくなってしまいます。
ですので今回は最初にこのストックを外せるよう簡単な改造を行いました。
あと当然ながら分解した時点で保証は受けられなくなります。あくまで自己責任で行いましょう。
改造の前に
コッキング用のボルトハンドルは一度差し込むと外せなくなるようです。と同時に分解も出来なくなります。
ですのでこの改造はボルトハンドルを取り付けていない状態で行います。
改造方法について
動画はこちら
1、ネジを外す
ネジは本体部分だけ。バレルやストックのネジは外さなくても分解できます。
隠しネジなども無いので見えるものを全て緩めましょう。
しいていえばトリガーガードの部分。
ここはネジではなくプラモデルのようなピン止めになっております。
開けるときに引っかかる事が薄いヘラなどを使って、慎重にこじ開けるようにします。無理に引っ張るとパーツが飛びます。
プラスチックヘラですとか、不要になったポイントカードとか。
もし下のような分解キットがあればなお良し(私はPS4清掃用に買った分解セット使ってます)。
参考までに内部写真
参考までに内部の写真です。
こちらは銃口付け根の部分。特に細かいパーツはありません。
こちらが機関部。かなり複雑ですね。
ダーツ押さえ部分、トリガー周りが外れやすいので戻す際には特に注意してください。
トリガーのバネの位置、中央にある非常に細いバネの向きなど。
ただあくまでも工業製品ですので、パーツが収まる箇所は決まっています。収まりが悪い場合は誤っている場合がありますので再確認するようにしてくださいね。
2、留め具を外す
では本題のストックの取り付け部分、コの字型のオレンジのパーツを2個外します。
上に引き抜くだけ。
あくまで固定用パーツですので取ったとしても動作には問題ありません。
3、元に戻す
パーツを取ったら慎重に元に戻します。念のために蓋を戻す前にパーツが浮いていないかチェックしておきましょう。
完成!手で抜き差し可能に
留め具を外したことで手で抜き差しが可能となりました。
かなりキツく設計されているようで、そのままでも十分に固定できました。落下や脱落の心配はない……というか、固すぎるのでグリスを塗ったくらいです。
もちろんながら「コの字パーツ」を元に戻すことで容易に原状復帰が可能になります。ただその場合も分解が必要なので、ネジ止め側(左側面)のコッキング用ボルトハンドルの取り付けは要注意。
余談:本当にコッキングボルトは外せないのか
実はこのボルトハンドルが非常に厄介でして……
一度取り付けると、少なくとも容易には外せないような構造になっています。
こちらがそのパーツ。窪みに爪が引っ掛かって抜けなくなるんですね。
途中まで差し込んでみたところ。
中にある「爪」を持ち上げられるような隙間がありません。
【工作室】アキュストライク アルファホークのボルト・レバーの外し方
過去には同様のボルトハンドルを持つナーフがあったんですが、こちらは爪を持ち上げるための「穴」が用意されていました。
ですのでこのBASRも同様の構造があるんじゃないかとは思ったんですが…
怪しい穴はあるものの、どうやっても外せなさそう。
ですのでこのボルト(飛び出たレバー)を取り付けてしまうと分解できなくなります。
もし塗装や改造の予定があるなら、ネジのある左側面にはボルトを取り付けないようにした方がいいかもしれませんね。
追記:ツイッターにて情報頂きました。→こちら
隙間から精密ドライバーを差し込んで叩くことで抜去できる模様。ただかなり力加減は難しいようです。
実際にやってみましたが加減が分からないので結構怖いですね。
いい感じのプラハンマーなら大丈夫なんでしょうか。
ひとまずレビュー記事を完成させて、あとプラハンマーを用立てたら再チャレンジしてみたいと思います。