2010年に販売された電動セミオートブラスターであるオートバリケード。構造の簡単なフライホイール方式を採用したことで低コストを実現、手を出しやすい価格で電動ナーフの登場はナーフファンにとっては非常に大きな衝撃を受けたそうです。
日本国内でもかなりヒットしたようで、すでに生産停止となった現在でもかなりの数が中古市場で出回っています。しかも安い。
そんなオードバリケードにはバリューパックというお得なパッケージが少数だけ販売されていました。違いはストックが付属するかどうかだけなんですが…
このストックが今となっては非常に大きな価値を持つようになっています。
見た目はオーソドックスな拳銃スタイル
見た目はリボルバーにストックが付いたピストルライフル風。コンパクトさは欠けますが肩に当ててしっかりと狙える(狙った場所に飛ぶかは別として)という利点があります。
またバリケード本体はモーターが前にある関係で重量バランスが前寄りと重たいのですが、ストックが有ることでその重量バランスがかなり緩和されています。
最大まで伸ばすとこれくらい長くなり、大人でも使うことが出来るくらいの大きさになります。
黄色ナーフのカスタマイズ幅が拡大
実はこのストック、レイダーに付属のものと全く同じ形状をしています。たんなるカラーバリエーションというわけなんですね。
レイダーのストックはその使い勝手の良さから本体以上に珍重されるパーツです。ネットオークションではストックやマガジンを抜かれたレイダー本体だけが格安で販売されているほど…。
そんな有用なストックで黄色ナーフと同じ色、かつバリケード・バリューパックのみのパーツとなれば人気が高くなるのは当然かもしれませんね。
モーター起動はスライド式スイッチ
基本的に操作するのは電源スイッチとトリガーだけになります。ダーツが詰まった場合は上部の取り出し口から取れます。モーター回転中にこのドアを開けると停止する仕組みになっており、安全面でも考慮されていることが分かります。
実はこの起動スイッチがクセモノでして、他のフライホイール式ナーフのようにオン・オフの切り替えがしづらいんです。親指が地味に届きにくい位置にありますので尚更です。
ですので基本的にはモーターは回転させたままになりますので電池の消耗がなかなか激しいナーフだとも言えます。
ダーツは10発装填!十分すぎる火力
ダーツ10発を装填できる大型シリンダーを備えており、撃ち合いになった時は連射して弾幕を張ることが出来ます。まさにバリケード(防衛線・防塞)ですね。
しかもマガジン式と違って撃ちながら次弾を込めることができるため、継戦能力は極めて高いといえるでしょう。セミオートで撃てるということは両手持ち出来るということでもありますので全弾20発を叩き込むことも可能です。
バリケード自体は安く売られているナーフ入門機としてオススメのブラスターでもあるんですが、ストック付きとなると途端に数が減ってしまいます。
とはいえ底まで高騰するわけでもないのでネットオークションやフリマアプリでアンテナを張っておけば案外と安く手に入れることができるかもしれません。
★ストック付きではありません
<<対応ダーツ・アクセサリ>>
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
※バイポッド、延長バレル、フォアグリップは使用できません