【レビュー】フォートナイトARリプリー ~ブルーグラデーションの美麗ナーフ~

ナーフ情報

【レビュー】フォートナイトARリプリー

サイズ・重量 全長–cm  重量–kg 発売年 2020
初速 18m/s 装填数 10発
 入手先  販売終了  対応弾 エリートダーツ
吸盤ダーツ
アキュストダーツ

 

フォートナイトAR リプリーって?

フォートナイトシリーズで一般的な武器であるアサルトライル(AR)。
ゲーム内では色々な性能・付加効果を付けたARが登場しますけれども、おそらく最もオーソドックスで有名なのはSCARを模したこのタイプではないでしょうか。
ナーフでも同様にSCAR風な雰囲気そのままに立体化されています。

画像:トイザらス

その中でもクリアブルーの本体に水色の塗装であるナーフがあるのですが、これがまさに「リプリー」と呼ばれるスライムのようなキャラ(スキン)をモチーフにしたものとなっています。
日本トイザらスでも販売されていましたので(2021年時点では終売?)お買いになった方は多いのではないでしょうか。

 

余談ですがナーフAR、カラーバリエーションが多いんです。

画像:Hasbro

左上の黄色ARは一般的なものですね。レジェンドカラーと言われるもの。アマゾンなど日本でも販売されているので持っている人は多いハズ。

■紫はエピックカラーです。海外だけなので入手はなかなか高いハードル(金銭面含め)があります。

下の3つはラップカラーというんでしょうか、ゲーム内のキャラ等に合わせたスキンになっています。
白いのがダーバーガー・モデル。塗装ではなく付属のシールを好きに貼るタイプになります。貼らない場合は真っ白ですので塗装の素材としてはいいかもしれません。日本アマゾンでも売られていますし、ノーマル版と価格的にもそんなに変わらないのでどちらを買うかはお好みで。

■下段中は今回レビューするリプリーモデルになります。

で、問題が下段左。
■限定販売されたトラヴィスカラー……アメリカのラッパーをモデルにしたラッピングだそうで、イベントで先行販売された他は個数限定でしか売られていないものになります。もちろんプレミア価格がついております。国際送料を考えると結構なお値段に。

 

クリアブルーにスカイブルーの塗装が格好良し

本体はクリアブルーの成型色の上から不透明なスカイブルーの塗装となっています。非常にうまいグラデーションになっており、これは非常に綺麗。

 

特にストック部分から本体中央にかけての色合いはほれぼれします。

 

ちなみにナーフは右側面だけの片面塗装というのが多いのですが、このARリプリーについては左側面も綺麗なグラデーション塗装ですのでご安心を。

ただしフォートナイトのロゴ部分は未塗装です。

 

 

クリアカラーで機関部が見える

クリアカラーという事で、当然ながら内部のパーツの動きも見ることが出来ます。

いわゆるエアガンのようにボルト(エアシリンダー)が激しく動くタイプの構造ではないので見た目の動作としてはとても大人しいのですが、それでもトリガーの動きに合わせてダーツを送り出す様子は見ることが出来ます。

そうそう、当然ながらマガジン部分もクリアカラー。スモーク色というのも本体の鮮やかさを引き立てる、もしくは引き締めるようで非常にマッチしております。

 

そう、こちらもクリアカラーという事で残弾数も一目でチェックできます。
ただし残念ながら本体に装填しちゃうと隠れてしまうので期待する効果は無いかも。

 

マガジンは互換性あり

ナーフは基本的に各パーツが一定の規格に基づいて作られています。つまり容易に組み換えや流用が可能。

左がARリプリーのもの。右が一般的なナーフ用マガジン。
大きさが全然違うように見えますが互いに入れ替えて使うことが出来ます。装弾数はともに10発で同じ。

色合い的に似合うかは別にしてオレンジ色のノーマルマグを使ってみました。雰囲気が大きく変わりますね。

逆にAR側のマガジンを普通のナーフ(ストライフ)に使ってみました。マガジンの巨大さが強調されてこれは格好いいかもしれませんね。

★全てにおいて互換性が保たれているわけではありません

 



 

操作は簡単ですが

操作は非常に簡単。主に使うのはこの3つのトリガー(スイッチ)だけなんです。

簡単に言えば

  1. グリップ部分にある「モーター起動トリガー」を握ってモーター回転数を上げる
  2. 回転が安定したらメイントリガーをひく

これだけ。

ダーツの装填・マガジン交換も同様に簡単で、「マガジンリリース」を押しながら下にマガジン部分を引き抜くだけ。
プラスチックの摩擦の関係で引き抜きにくい場合があります。

 

もし固い場合はプラスチック用オイルやシリコン系の潤滑剤を少量だけ塗布しましょう。ティッシュに吹き付けたものを撫でるように付けるだけでも十分に効果があります。
直接噴霧すると量が多い、また中に入り込む等の故障の原因となりえますのでご注意を。

あとお約束ですが保証外になりえますので自己判断、自己責任でお願いいたします。



カスタマイズ例

長い上面レールがありますのでナーフ用のアクセサリが取り付けできます。フォートナイト系以外でも使用できるのがいいですね。

 

そうそう、邪魔になりそうなフロントサイトなんですが。

実は可倒式なんです。スコープを取り付けた場合には邪魔にならないように倒しておけます。大変便利。

あと引っ掛けやすいパーツですので怪我や破損防止にmなるのがいいですね。

暗視スコープでなんちゃって「サーマルライフル」に

スコープなどの定番アイテムはもちろん、実は暗視スコープだってナーフにはあるんです。

さすがにサーマルスコープは無いですけれども、それらしいモノということで暗視スコープを取り付けてみました。画質は悪いですが暗闇でも見ることが出来ます。

ちなみに部屋は真っ暗な状態です。でもこんな感じに見えるんですね。
なお録画機能は無いので記録したい場合はスマホやアクションカメラが別途、必要になります。
ただし電池の関係で結構重くなりますので機動性はかなり落ちてしまいます。

もちろん普通のアクセサリも

ナーフでは定番の拡張アクセサリも一部だけですがもちろん使えます。

 

ダットサイト、スコープは使用可能。バイポッドやグリップ、バレル延長パーツはフォートナイトARには取り付け不可。

装弾数が欲しい場合はダブルクリップなんかもオススメです。前述のようにマガジンは互換性があるので問題なく使えます。

スペックは結構優秀

初速:18m/s 水平飛距離 約10m

100円ショップで買った、しかもそこそこ使った電池ですが初速は18m/s前後と結構優秀です。

飛距離としては水平に撃った場合にはだいたい10m前後くらい飛んでいきます。

 

試射:セミオート式でも連射は可能

ゲームのように引き金をひくと連続で発射されるフルオートではなく、1回引くごとに1発発射されるセミオートとなります。

もちろん連射できないわけではないので全く問題はありません。動画後半のようにパスパスパス!という感じで連続で撃つことも出来ます。

 



対応ダーツ

使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。

★注意★ それ以外のダーツは使えませんのでご注意ください

入手方法:2021年時点では販売終了?

リプリーモデルについては2021年3月時点では終売?のため入手不可。ネットオークションやフリマアプリに出てくるのを探しましょう。

色は何でもいいんのであれば黄色、またはダーバーガースキンが販売されています。

総評:撃って良し、飾って良し

いいところ:フォートナイトのARをそのまま立体化

なんといってもその見た目の美しさが印象的なナーフではありますが、玩具としての完成度も高くて撃って楽しいナーフでもあります。

フォートナイトシリーズ独特のデザイン(ストックが小さく、銃口が大きく)は賛否が分かれる部分でもありますが、構えてみると不思議と気にならなかったりします。特にナーフに親しんだ人には違和感なく受け入れることが出来るんではないでしょうか。

そうそう、この手の「なりきり系玩具」ってコンパクトになることが多いんですけれども、フォートナイトARは意外と大きいです。対象年齢くらいの子供では少し持て余すくらい。

連射もOK、大人でも撃たずに構えて遊ぶのも楽しいナーフ。

非常にオススメできるものなんですが、実は大きな弱点があります。

弱点:塗装が弱い

これはもうプラスチックの塗装なので当然ですが、落下や当たり等で容易に塗装がはがれます。特に角の部分。下地となる成型色がクリアカラーということもあって剥がれた部分が黒く抜けて見えますので意外と目立ってしまいます。

もちろんオモチャとしては傷は勲章であるものの、せっかくの綺麗なグラデーションカラーがボロボロになるのは悲しいところでもあり……

これはこれで飾っておく、もしくはゲームなどで使う場合は通常版を使うというほうが良いのかも?とは思えたりします。

結論:フリマ等で見つけたら買い

なんといってもナーフとしての楽しさが詰まったブラスターです。操作が簡単で連射も出来る。あと大きくて迫力も十分。
フォートナイト系に興味が無くともナーフが好きなら買って損はないアイテムだと言えます。
もしこのリプリーモデル、程よい値段で売られているのを見つけましたら是非とも手にしてほしいなーとは思います。

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