引き金を引くことで3発の弾丸が打ち出されるものをバースト射撃といいます。無駄玉を撃たずに効果的な射撃が行えるということで各国の軍用・警察用ライフルでも採用されています。
2017年に国内でも販売されたモジュラスシリーズの電子式ブラスターがこのレギュレータです。ナーフ史上初となるバースト射撃機能が最大の売りとなっています。
モジュラス レギュレーター
全長: 重量:
外観について
まず驚くのはそのパッケージサイズ。通販で買う場合は家族に事前に説明しておかないと驚かれると思います。
横幅は90cm。
縦36cm。平たい軽い箱ですが電車などで持って帰るのは至難の業ですね。
中身はこれだけ入っています。本体、延長バレル3個、ストック、マガジン2個。あとダーツと。
かなりズッシリ。中身の詰まったコアブラスター
本体は電源部、モーター、電子回路など一式詰まっていますので持った感じは意外な重さを感じます。
従来のモジュラスシリーズの蛍光グリーンの帯色ではなく青色の帯になりました。
反対側面もきちんと帯は塗装されています。モジュラスのロゴは省略されていますが…。
モジュラスECS10との比較。サイズ的にはほぼ同じくらいでしょうか。レギュレータはマガジンの場所が前寄りになっています。
セミ・フル・バーストの切り替えスイッチ。両面つながっていますので右利き、左利きどちらでも容易に扱えます。上からフル、バースト、セミの順番。残念ながらセフティは無し。
左側にある灰色のがトリガー。その前にあるのがマガジンリリースボタン、トリガーの下側にあるのがモーターの起動スイッチになります。
そうそう、レギュレータには弾切れインジケータがあります。手前の四角い透明なボタンのような部分なんですが、残弾がなくなるとランプがピカピカと光って知らせてくれます。構えた状態では目の前でピカピカ光るわけで、便利なような…ありがた迷惑なような…。
インジケータランプは一定時間経過で消灯します。逆に言えば時間内は光りっぱなしということになります。対人戦では「弾切れがここにいますよ!!」と知らせているようなものに…。
ちなみに機関部はハイパーファイアとおなじベルト式のダーツ送り出し機構を搭載しています。
延長バレルその1。形状的には最も先端部に位置するであろうバレルです。もちろん更に延長可能。ナーフ規格ですのでリーコンMk2やモジュラス、リタリエイターなどにも装着可能です。
ロゴはやっぱり片面だけ。ちなみにすでに気づいておられる方もいらっしゃるでしょうが…
アクセサリレールに取付可能なアタッチメントが付属しています。いわゆるバレルではなくスコープとしても使用可能なんですね。
スコープとして使う場合はこんな感じに。もちろん本来はバレルなわけですからレンズや照準はありません。筒です。
お薦めはできませんがナーフをぶら下げたままレギュレータに装着することも出来ます。脱落の可能性が高いので怪我や破損には注意してくださいね。
延長バレルその2。こちらはモジュラスシリーズでもよく見かけるタイプの中継パーツですね。こちらも下部にはアクセサリレールへの取り付けが可能なアタッチメント付き。
延長バレルその3。キャリングハンドルを兼ねたパーツです。上のハンドル部分は回転しますので好きな方向に向けることが出来ます。
スコープなどの邪魔にならないように…というか付属のバレルその1、その2をスコープとして使えるように穴が開けられています。
延長ストック。かなり頑丈でグラつきはありません。長さは短め。
こんな感じに予備マガジンを収納することが出来ます。レギュレータ用だけでなくナーフのノーマルダーツ用マガジンならほぼすべて対応しています。
フル装備の例。かなり巨大ですね。ゴツゴツした感じはアサルトライフルというより軽機関銃という雰囲気。
全長は約95cmに及びます。
使い勝手
モジュラスシリーズ恒例の組み換えを行うことで色々遊べるという醍醐味があります。アップグレードキットなどを買えばさらに幅が広がります。例えば・・・
個人的にはモジュラス・ロングバレルキットを使ったカスタマイズが一番かな、と思います。定番ですし入手性が良いのでオススメです。
実はロングバレルキットのロングバレルって長さや形状が中途半端で持て余しがちだったんですよね。今回、まさにピッタリとハマるカスタマイズが出来たのは嬉しい限りです。
バイポッドはマガジンと干渉する関係で逆向きに取り付けています。
威風堂々とした出で立ちです。セミオート・スナイパーライフルとしても。
モジュラスで問題視されていた各パーツの緩さはかなり改善されており、特にユラユラ揺れると評価が散々だったバレル周りはしっかりと固定されるようになりました。ただカチッとロックされるというよりも樹脂同士の摩擦で止めるという感じなので使い込んでいくとどうなるかは不明…。
実射してみました
撃った感じではバースト最高!です。フルオート形のナーフでも指切り…途中でトリガーを話すことで擬似的なバースト射撃は再現できましたが、やはり本体機能として実装されているのは凄く楽しいです。発射速度も早いのでタタタッ!タタタッ!と小気味よくダーツが飛んでいきます。できれば大容量のマガジンを用意したいところ。
フルオートもセミオートもレスポンスが良く、セミオートで連射してもしっかりと飛んでくれます。フルオートも18連くらいなら失速なく撃ちきれました。
そう、マガジンといえばすり合わせが悪いのか給弾不良が起こることがありました。残弾があるのに発射できず、弾切れランプが点滅という具合。ナーフではよくあるトラブルでしてシリコンオイルで簡単に改善できます。綿棒などで極々少量だけすり合わせ部分に塗布しましょう。
スペックなど
電動の宿命ですが電池の性能によって性能が大きく変化します。使い古しの電池では13m/s以下というヘロヘロ弾になりますが、高性能電池では18m/sくらいのまっすぐ飛ぶような伝導になります。
※自作弾速計使用
入手方法
現行製品ですので量販店や玩具店、オンラインショップで用意に入手可能です(2018年7月時点)
総評
コメント
ハイポッドをラプターストライクのものにしたらバランスがよかったです。 あとこのカスタマイズにすごくセンスを感じたので、ほかにもいろんなカスタマイズを見せていただけたらありがたいです。
なるほど!ラプターストライクにはガッシリした良いバイポッド付いてますよね。ありがとうございます。カスタマイズネタは今後、いろいろと取り入れたいと思っています。
シリコンオイルか
これで弾詰まり改善できるぜイェイ^o^