ナーフ・ハイパーがついに始動!
昨年に名前だけリークされていたハイパーシリーズがいよいよお目見えです。
事前にリークされていた情報としては、「小さい弾を高初速でいっぱい撃つ」というものだけでした。本体などの画像は一切ありませんでした。
ですのでこうやって本体や使い方を示すような写真が出たことで、ようやくハイパーシリーズのイメージが掴めるようになったわけなんですね。
時発売されるアイテムは3種類。
ハイパーラッシュ40
装填数40発のハンドガン形ブラスターです。手動式で1発ごとにスライドを引く、いわゆるエアコッキングガンのような操作方法でバネを圧縮する方式になります。価格は30ドルになる模様。
ハイパーシージ50
ポンプアクション式のショットガン風ブラスターです。ショットガンのようにフロントグリップ部分を手前に引き寄せることでコッキングと次弾装填を行います。
ショットガンのように複数弾が発射可能化は不明。
スラムファイアと呼ばれるナーフではお馴染みの速射機能を搭載しており、トリガーを引いたままコッキングを行うことで自動発射することが出来ます。つまり高速でコッキング動作を行えばその速さで弾丸を打ち出せるというわけです。
言い換えれば「ユーザーの体力=弾幕」ということに。
価格は40ドル。
ハイパーマッチ100
フラッグシップモデルとなるのがこのマッチ100ですね。電動連射式のフルオートブラスターでして、連射速度は不明ですがサブマシンガンのように弾幕を張ることができます。
価格は70ドル。
個人的な雑感
ナーフというよりも従来のペイントボールガン層に近いシリーズになる気がします。弾丸の直径はまだ言及されていませんがライバル弾よりも小さくなります。
初速はナーフの中では最速の110fps(33m/s)。
例えば一般的なナーフやエックスショットが20〜22m/s、ライバルシリーズが25〜30m/sと考えるとかなり高い部類になります。
もちろんスポンジ製の軽量・軟質な素材で作られたボールを打ち出しますので安全性は確保されていると思われますが、下の写真にありますようにゴツいフルサイズのフェイスシールドが使われていること、そして肌の露出が少ないような衣服であることを考えると、
もしかすると従来シリーズよりも「痛い」のかもしれませんね。
そうそう、このフェイスシールドについては発売時期や価格はまだ情報がありません。
ハイパーシリーズの良いところ
シリーズ最大のメリットとしては装弾数と給弾の早さ。写真のようなラムネの入ったような箱を開けて流し込むことで一気にフル装填できるという。まさにエアガンのBB弾ボトルみたいな感じです。
ただ問題となるのはその弾の価格。定価は100発入りで20ドルとのことですので1発あたり0.2ドル。つまり20~22円くらい。
一気に装填!連射!というのがウリのシリーズだと考えると全部拾って再利用というよりも、ある程度拾って足りない分は継ぎ足して補充ということになるんでしょうか。
日本で買った場合はおそらく国際送料で倍値になるでしょうから1発40円くらい?貧乏性なので全部拾わないと落ち着かないかも……
今後のナーフは?
ハズブロはナーフシリーズについて、長射程で高精度化を目指しているようです。ライバルシリーズはもちろんのこと、ウルトラシリーズへの注力はその証拠。
その一方で従来のナーフシリーズはコラボ商品、こちらはフォートナイトやHALO、スター・ウォーズのナーフを全面に推す方針である模様。
ですので従来シリーズのゾンビストライクですとか、低年齢層向けのオリジナルのナーフは新製品の数を急激に減らされています。
旧来のファンである私としては、ハイパーの新製品ニュースはワクワクするものの、では買うか?食指が伸びるか?と言えば……うーんといったところです。