ゴツいトライポッド、ベルト給弾、電動式…といえばナーフのバルカンが思い浮かぶのですが、実はハボックファイアという別名があるのをご存知でしょうか。
ハボックファイアはバルカンの欧州販売名になりまして、性能やカラーリング等はほぼ同一となっております。なぜ名称が違うのかは由来が見つかりませんでした。商標絡みなんでしょうか?
同一商品でありながら名称が異なるというのはナーフに限らず良くあります。例えばタカラトミーがかつて推していたミニゴム銃のサバコン!(本体にはHAVOKと名前残ってますけれども)は米国ではハボックとして販売されています。
話を戻しましてナーフでも名称違いは過去にありました。スタンピードが日本での販売名ブレイジングバースト、スペクトラがボーンリボルブ、バリケードがオートバリケードというような具合です。ただしこれらはパッケージが異なるだけで中身は全く同じものでした。
一方、ハボックファイアは単なる名称違いではなく、ブラスターのモールドもきちんと「HAVOK FIRE」となっているのが特徴です。
今となっては珍しい?パッケージ有り品。すでに絶版となってしまった25発のホイッスルダーツが付属します。
残念ながらバルカンを持っていないのですが大きな違いは二ヵ所。前述のように本体のモールドが異なること、そしてバイポッドの黄色塗装が省略されていることが異なります。
アマゾンより。こちらは「バルカン」になります。トライポッドが違うのがわかりますでしょうか。
逆に言えばそれくらいの違いしかありませんので、特に本体だけの場合は混同して販売されていることが意外とあるようです。かくいうこのパッケージ品も「バルカン」としてリサイクルショップに並んでいました。値段もバルカンの相場とほぼ同じくらい。限定品でもなく、販売地域も広いので案外と国内の中古市場でも売られていることがあるようです。
※こちらはバルカンになります