【レビュー】ナーフ キャンドル ~なんだこれ?!意外なルーツありのナーフ公式ろうそく~

ナーフ情報

【レビュー】ナーフ キャンドル

サイズ・重量 全長28cm  重量90g 発売年 2018

 

少し前にネットオークションで入手したブツがあります

それがこれ。30cmくらいの細長い箱に入った何か……。

スコープ?ダーツ?それとも吹き矢?

 

いいえ、違うんです。これって

 

ナーフのロウソクなんです。蝋燭。

実はダーツだったとか、ダーツ撃てますとかではなくってマジモノの蝋燭です。

なんだこれと思いそうなシロモノですが、きちんとしたライセンス商品なんですよね。

 

 

パッケージ

普通の紙パッケージです。ナーフとハズブロのロゴがあり、れっきとしたライセンス品です。

 

裏面には両面テープ。どこかに貼り付ける、陳列するためのものでしょうか。

 

パッケージの側面には取り扱い説明。英語ではなく他の言語ですので何を書いているか分かりません。絵を見る限りはカーテン近くに置くな、離れるときは消火せよ、χχcm(ローマ数字で20cm)放せ、子供が使うな…という感じ。

文字はなんだか見覚えあります。「α」とか「Ω」とか。
そう、これってギリシャ語なんです。

つまりこのロウソクはギリシャ語圏で取り扱われていたものということになります。

で、それを頼りに「ナーフ キャンドル」とかパッケージに記載されていた「CANDLE SHOP」なる屋号を調べていくと…

ありました。その正体が。

 

正体はこれ!

画像:ハズブロ

パッケージ上にくっついている小さい箱がそうです。このキャンドルそのものですね。
裏面についていた両面テープはこのパッケージに貼り付けるものだったようです。

さらに詳しく調べていくと、このナーフキャンドルは2018年のギリシャのイースター(復活祭)にあわせてオマケとして配布されたグッズだったことが判明しました。
写真ではディスラプターに付属していたもののようですが、他のナーフにも両面テープで貼り付けられて配布されていたようです。

またこのナーフだけでなく、ミニカーのホットウィールですとかディズニーのミッキーマウス玩具とか、いろいろな玩具にこのキャンドルがオマケされていた模様。

ギリシャではイースターはかなり大きなお祭りであり、玩具が良く売れる子供が待ち望むイベントなんだそうです。

参考リンク wikipedia:復活祭

 

 

気になる中身は普通のキャンドル

中身はナーフでおなじみの青。エリートブルーのキャンドルです。
「NERF」のロゴシールが貼られているくらいで特別な仕掛けなどは無し。

匂いも蝋そのものです。

ただロウソクというと小さく思えますがサイズは約28cmと結構大きいです。点火時間は長そうです。

 



 

操作方法など

操作方法……。火を付ける、終わったら消すというくらいでしょうか。
なんだか勿体なくて使えませんけれども。

注意書き部分を再掲。

玩具とはいえ火は本物ですので取り扱いは注意してくださいね。

 



カスタマイズ例

とりあえず頭に巻いた鉢巻にさすくらいしか思い浮かびませんでした。

画像:いらすとや

ちなみにフィールドや体育館は原則として火気厳禁ですので点火しないように。

 

対応アクセサリ

普通のライターと違い、火口を下向きにしても指が熱くならないのでオススメです。

 

なんとも評価しにくいコレクターズアイテム

いわゆる普通の蝋燭ですのでコレクターアイテムとしての評価になります。

○「レアすぎる」

非売品、かつ非英語圏でのみ配布された消耗品ですので、恐らく非常にレアなはず。
ただし蝋燭というなんとも扱いに困るものですので金銭的な価値で言えばほぼ0に近いかも…(欲しがる人いませんしね)

せめて他にオマケが付いていれば……。

☓「使えない」

レアであるということは着火して使うのもなんだか勿体なくなるわけで。
しかも火を付けたとしても蝋燭は蝋燭。ナーフのようなギミックが仕込まれているわけでもなく、特に何か起こるわけでもありません。

あと当然ながら火気ですのでウケ狙いでも使えるようなものでもないので……

☓「保管に困る」

蝋燭ですので高温な場所では溶けてしまいます。溶けないまでも横置きしていた場合にはグニャリと曲がってしまうことに。

ですので冷暗所での保管が必要になるんですが……。
近年の夏の気温を考えると、果たしてどこまで適切な場所で保管できるかどうか。居室の引き出しとかに入れておくくらいでしょうか。

〇「停電時に使える」

そうそう、蝋燭ならではの利点として電源不要というものがあります。なんらかの火種があれば数時間にわたって照明として使えますし、不要時は吹き消すだけでOK。
長期保存しても懐中電灯のように電池が腐ってたということもありません。

 

結論:防災グッズとして最適…じゃなく、異国文化に思いを馳せて

コレクターズグッズとしては当然ですが、本当にいざという時のための防災グッズとして使えるという大きな利点があります。きっと。

他のナーフのように是非入手して!と言いにくいものではあります。
でも日本ではなじみのない復活祭という文化。おそらく日本のクリスマスシーズンのように、ギリシャの子供達も目をキラキラさせてこのキャンドル付きのナーフを買っていくのかなぁ……と想像すると、なんだかその光景が思い浮かびます。

もし復活祭の時期にギリシャ旅行に行くことがあれば、玩具屋さんにはこのキャンドル付きナーフが並んでいる光景を見れるかもしれませんね。

コメント

  1. 匿名 より:

    公式ろうそくというパワーワード

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