1998~2012年にかけて販売されていたビッグバッドボウ。大きなスポンジアローを発射する豪快な弓形状のナーフです。弓と同じように弦があるのですが、発射自体はスプリングとトリガーによるもの。普通のナーフにコッキングしてからの発射になります。
材質的に上下に張り出したリムが特に柔らかいという弱点があり、立てかけておくと折れグセが付いてしまったり、弦(ヒモ)が切れてしまうということが多々あるようです。私が購入したものも国際配送時にヒモが切れてしまっていました。
以下はそのヒモの交換手順になります。
ビッグバッドボウを修理(弦交換)してみた
実物を持っている方は分かると思うのですが、ヒモの固定部分が本体の中(後部)にありますので分解が必要です。
まずは本体前部のネジをすべて外します。後部はトリガー周りのメカニズムが入っていますのでまだ触らないでおきます。
上下のリム部分はマイナスドライバー等で少し持ち上げてやれば簡単に外れます。
下のリム部分も。こちらもマイナスドライバーで持ち上げて外します。
ネジと上下リムを外したら本体を外します。側面にスプリングがあるのでゆっくりと。
中央のオレンジの四角いパーツがコッキングインジケータになります。両側面にあるのでこちらも要注意。
上ヒモは上の細い柱状パーツに固定することになります。
ですので上部分の3箇所だけネジを外します。トリガー周りは分解してしまうと大変厄介なことになりますので…
代わりになるのはこの1mmのゴム紐。ダイソーで購入しました。抜け止めのため、片方に結び目を作っておきましょう。
指で少しこじ開けてからピンセット等で結び目を押し込みます。
ヒモが固定されたら逆の順番に組み立て、ネジを締めていきます。
組み立て時、このパーツのスプリングが紛失しやすく思います。気をつけてくださいね。
リムを元通りに組み立てたら最後に先ほどのヒモを通していきます。カムの穴に通すのですが、あまり引っ張りすぎないほうが良いかもしれません。
外側のカムにも。外周をぐるっと回るように通したら、端っこをリムの穴に通します。
再び結び目を作って抜け止めにします。最後に余分な紐を切ったら完成!
下のヒモもほぼ同じ手順で交換できます。是非挑戦してみてくださいね。