海外ニュースに面白い記事があったので紹介いたします。
私が高校生だったとき、買い物中に友人とともに銃を突き付けられたことがあります。
幸いにも怪我はありませんでしたが、今でも頭に押し付けられた銃の感触を思い出すことがあります。
そして大人になった私は銃を持つ若者の姿を見るたびに体がこわばり、また子供が生まれたとしてもそういう暴力的な遊びは絶対にさせないと決めていました。実際、オモチャの銃は我が家では絶対禁止となり、そして子供が生まれてからはそのルールに従わせることは正しいことだと自信を持っていました。
また私は教育方針として「性別へのステレオタイプを持たせないこと」に執心しており、息子には平和的で中性的な玩具だけを与えていました。
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以前、息子に妹が遊んでいる遊ぶ人形を渡したことがあります。
どのように遊ぶか観察したところ、息子は人形を銃を持った兵隊に見立てて「バンバン!」「ドカンドカン!」と遊びだしたのです…
我が家ではナーフや水鉄砲を暴力の象徴と教えており、そして普段からそのような攻撃的な遊びをほとんどしなかったにも関わらず、です。
研究では幼少期に銃の玩具で遊んだかどうか、そして成人後に暴力行為に発展するかどうかは直接的には関連性が無いと示されています。しかしながら社会的には攻撃的な遊びだとして眉をひそめる人は多いのが現状です。
想像力を使う遊びは子供の社会認知能力やその発達に密接に関連しています。時に自分を律し、役割に徹し、そして意欲的に取り組む。これらは成長の上で必要不可欠なスキルです。
私は「戦闘遊び」をするかどうかを子供自身に決めさせることにしました。その代わりに危険でないかどうか、また実際の銃と玩具の銃の違い、また実社会における銃の影響を話し合っています。
子供たちは遊びたいように遊んでいますが、話し合ったおかげか危険な遊びはしていない事を私は知っています。
あなたは子供に銃の玩具を与えていますか?
私自身は子供が選択するのであればいろんな事をしてもいいとは思っています。もちろん危険なこと、反社会的なことはNGですけれども。
ナーフは当たっても怪我をしませんが、ルールを無視した使い方をすれば痛い思いをする玩具です。至近距離で顔に当たれば痛いですし、撃ち合いに同意していない兄弟を撃つことは喧嘩に発展する事もあります。でも一方で「こうやられたら嫌だ」「こうしてはいけない」と学ぶこともあると思っています。
はたして世の親御さんはどうお思いなのでしょうか?
色々と考えさせられるコラムでしたのでご紹介いたしました。