ついに全容が明らかになってきたナーフ・アキュストライク。先月のリーク当初はフェイク画像であるとか、旧製品のデザイン変更くらいだとか囁かれていましたが、ここにきてようやく信頼できる画像が出てきたことになります。
Nストライクエリートやレベルのサブシリーズとしての扱いになるようで、ということはダーツに互換性がある可能性も?
ダーツ自体は精度を高めるために様々な工夫が凝らされていることも判明しています。例えば専用ダーツ。互換性があるかは不明ですが『らせん状』の弾頭を持っておりますので回転しながら飛翔するようです。どれくらいの回転速度なのかは不明ですが安定性が増すことが期待できますね。また重量バランスも考えられているようですが…逆に言えばリフィルの耐久性や価格はどうなるんでしょうか。
ブラスターとして発表されたのは以下の4種類になります。ライフル、ピストル、クロスボウ、そして照準ライト付きハンドガンとなかなかのラインナップですね。
アキュストライク アルファホーク
センチュリオン以来、久々の純粋なスナイパーライフルです。フルサイズのライフル状ブラスターですけれど、精度や威力を上げるには障害物となりがちなバレルがありません。構造的にはシリンダーより前を切ってしまっても問題なさそうに思えます。
この画像が出た当初はスペクトラ(ボーンリボルヴ)に似ていたために「ユーザーによる改造品ではないか」との声が上がっていました。
拡張性はレールが二つくらい、ストックは外れないようです。価格は30ドル前後を予定しているのこと。
女性との比率的にアルファホークのサイズは70~80cmくらい?
ロングストライク等の旧来のライフルよりひと回り小さいので取り回しも良いでしょうし、何よりもストックがしっかりしたサイズなので大人でも十分に使えそうですね。
Make the perfect shot with the new line of Accustrike blasters from #Nerf and #NerfRebelle! #HasbroNYCC pic.twitter.com/aJSypmQlZD
— Hasbro (@HasbroNews) 2016年10月6日
アキュストライク・ファルコンファイア
競技用ピストルのようなハンドガン型ブラスターです。クリップ式ではなくイオンファイアのようなバレル上からの装填方式のようです。こちらもバレルは極力短い模様。レールはダーツホルダ底部に一つだけ。用途としてはモジュラスのライトを付けるくらい?もしくはダンパーウェイトのようなものも出るんでしょうか。
照準器は従来ナーフにあった飾りではなく、きちんと作られているような気がします。イオンファイアと同じ価格帯。20ドル前後予定。
レベル フォーカスファイア
レベルシリーズと言えばあまり元気がなく、打ち切りも心配されていたほど。でもこうやって意欲的な商品が出たということはまだまだ大丈夫そうですね。
ガーディアンクロスボウに似たようなブラスターですが、やや太めのボディになっているようです。コッキングはスライドレバー式。クロスボウ部分は飾りなのか、もしくは発射機構として使うのかは不明です。
価格は20ドル前後予定。
レベル トゥルーポイント
こちらはスターショットやファイアストライクのようなターゲティングライト付きのハンドガンのようです。レーザーではなくLEDですので直視しても安全だとのこと。
単発式ですので手の届きやすい価格、10ドル前後に抑えられています。いわゆる入門向けモデルみたいです。
ナーフといえば精度が悪くて狙って撃つなんてできない、スナイパーなんてゲームではネタ枠だと散々な言われ方をされてきましたが、ここにきてようやくある程度の距離から狙い打てるモデルが出てきたことになります(メーカーの言葉を信じるならば、ですが)。
2年かけてダーツ含めて開発したそうなので、きっと素晴らしい性能なのではないかと期待しています。アクセサリ(光学装置)も本格的なものも出てくる可能性がありますよね。
でも同時に財布が軽くなりそう…
Nerf’s New Accustrike Blasters Use Redesigned Darts For Improved Accuracy