ナーフの中にはアローダーツと呼ばれる「矢」を撃ち出すブラスターが存在します。種類はそれほど多くはないのですが、弓矢らしい射撃感が味わえるということで密かな人気シリーズになっています。そのおかげか2017年内にはゾンビストライクからも新製品の登場が決定しています。
ただ、このアローシリーズは日本では未発売な上に専用の矢が地味に高いという難点があります。海外でそのまま買えるのでしたら3本で数百円くらいなのですが、日本へ発送してもらうとなるとその倍額以上になってしまうことが多く…。
常用して遊ぶにはやや躊躇してしまう価格になってしまうことがしばしばでした。
矢は作れるのだろうか
例えば昔。モノサシや竹ひごで弓矢を作ったことはありませんか?竹ひごに粘土や紙テープを巻いて矢にして、竹やモノサシを弓にして。
矢そのものの構造は極めて単純ですから簡単に作れるはず…ということで試してみました。
用意したのは竹ひごと使えなくなったダーツ。ダーツの方は欠けたり削れたようなものでも可。というかそちらの方が良いです。
竹ひご自体は大きめの100円ショップのハンドクラフトコーナーですとかホームセンター、アマゾン等の通販サイトなどどこでも売っています。
作り方は簡単
作り方は簡単で、ダーツのスポンジ部分を切って弾頭部とお尻、それぞれに竹ひごを刺してグルーガンで接着するだけ。
グルーガンは熱で樹脂を溶かして固める工具で、修理から改造、工作まで幅広く使えるDIY派の必需品です。安いのでオススメ。
おしりの方はゴム紐が引っかかるようにV字型の切れ込みを入れています。
実射してみた
あくまで羽のない棒っ切れですので安定性や精度は皆無ですが、結構な速度で飛んで行くのがわかりますでしょうか。ちなみにカーテンまでおおよそ6.5mあります。
今回は実験ですので竹ひごと廃ダーツの利用でしたが、将来的には各所パーツを樹脂製の中空パーツで作ることで純正矢のように遊べるものが作れるのではないかな、と思います。ただこの改造は使い方を誤るとかなりの威力が出るようになりますので…いくらスポンジの弾頭部とはいえ人に対して射ることは厳禁です。
もし、この記事を見てご自身で作られる場合も、ナーフならではの「安全性」という理念を守る範囲内での作成に留めてくださいね。
コメント
グルーガンのカラーリングがナーフにしか見えない
言われてみて気づきました。紺色にオレントリガーってまさにナーフ色ですね。今度、記事ネタとしてナーフロゴ貼り付けてみます^^