結構前から日本でも出回っているのがこのジンバ・トイのエックスパワー ショックになります。フリマアプリで購入。
ジンバといえば日本ではあまり馴染みのないメーカーですが、ミニカーやらラジコン、ディズニー人形など幅広く手がけている欧州の大手玩具メーカーであり、少ないながらもソフトダーツガンも手がけています。
見た目はマガジン式のハンドガン…リタリエイターの本体と同じような感じでしょうか。表面のモールドなどはないので凄くプラスチックな感じですね。やや薄い黄色で旧ナーフを彷彿とさせます。
最大の特徴は薬莢式(カート式)であること。コッキングの際に空薬莢が飛び出し、次弾が装填されるギミックを搭載しています。薬莢式と言えばバズビーのライフルシリーズがありますが、ハンドガンとして実装しているのはエックスパワーショックくらいでしょうか。
使用するカートリッジがコチラ。8本入りになります。専用ダーツを使いますが直径がナーフと同じ13mmですので短く切れば流用可能。
マガジンは6発装填ですが詰まりやすいので5発までにしたほうが良さそうです。白いレバーパーツはストッパーですので触らないように。ここが動くことでロックが解除されて薬莢が上に迫り上がる(飛び出す)仕組みになっています。
ナーフのダーツとは異なり、カチャカチャと硬質なものを装填していくのはテンションが上がります。図で指示されているように薬莢の溝とマガジンの出っ張りを合わせるようにしていかねばなりません。
弾薬を入れたマガジンをブラスターに押し込めば装填完了。マガジンリリースは前の緑色のボタン。残弾がある状態で抜くと勢い良く”噴出”する場合がありますので要注意です。
コッキングは銃後部のスライドで。空薬莢は内部のスプリングで跳ね飛ばされますので勢い良く引く必要はありません。
内部に見える黒い部分がシリンダー。スライドに動作に合わせて前後します。同じく内部の緑と白のパーツが薬莢を弾くパーツ。細いので簡単に折れそうですね。カートが詰まった状態で無理に操作するのは避けたほうが良さそうです。
実銃のように激しく飛ぶことはなく、真横に転がり落ちるような感じ。それでも1発撃つごとに空薬莢が出て来るのは気分が盛り上がります。さらに硬い床だと落下して跳ねる音も気分を盛り立ててくれます。
飛距離はそれほどでもありません。10m飛べば良いほうかも?集弾性もイマイチですのでシューティングでも使え無さそうですね。でもそんな事はどうでも良くなるくらいの楽しさを持っています。ジャムりやすいのが玉にキズですが連射も可能。
勢い良く撃ってみたところ。欲を言えばロングマガジンが欲しかったな、と。5~6発ではすぐに撃ち切ってしまいます。
余談ですがこの手の特殊なブラスターはどうしてもカートの紛失が起こりえます。別売しているなら良いのですが、調べたところ単独入手は厳しそう。頑丈ですので多少のことでは破損は気にしなくても大丈夫そうです。ただしカート式の宿命として飛んでいったカートが行方不明というのはよくありますのでそこだけは注意かも。
ということで出番となるのがCADと3Dプリンター。また別記事になりますが自作カートリッジでの射撃にも試験的に成功しております。いくらでも量産できますので遊ぶときは自作カートを使うのが良いかもしれませんね。
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※短く切る必要があります