ナーフにおいて装弾数というものは火力をあらわす物の一つとなっています。2012年、ボルテックスシリーズ末期に登場したパイラゴンは実に40発(枚)という前人未到のキャパシティを実現した超高火力型ブラスターとなっています。
なお多弾型ブラスターという路線は後のレボニクス(30発)に引き継がれ、そしてシリーズ休止となりました。
実に40枚ものボルテックスディスクが装填可能なマガジンが付属しており、それがパイラゴンの最大の特徴となっています。
巨大な塗料タンクをぶら下げたスプレーガンのような見た目ですね。重量も中々のもの。
速射機構を搭載しており、激しいコッキング動作に対応できるようグリップは指を入れてしっかり持てるような形状になっています。
マガジンが主役と思うほどの大きさです。底面は平らですので自立可能。一方でかなり背が高くなりますので収納が大変です。
40発も装填可能なマガジンはナーフ史上、最大容量となっています。おかげで火力も継戦能力も抜群。ディスクを一気にばら撒けるのはこのマガジンのおかげでもあります。
装填方法としては
- 20発ほど入れる
- 赤いレバーをスライドさせる
- 10発ほど入れる
- 再び赤いレバーをスライドさせる
- 10発ほど入れる
という手順が必要です。またフル装填時やディスクが引っかかっているときに赤いレバーを操作すると壊れますので要注意です。なお、レバー横の小さい窓に今の装填数の目安(1~4の数字)が表示されています。4が最大となっています。
見にくいですが最大40発装填可能な表示有り。実際には最後に押し込むことで41発まで入るようです。
マガジンドラムは自動で巻き戻っていきますので、ヘルファイアのように自分で操作する必要はありません。ユーザーは何も気にすること無く40発を打ち切ることが可能です。このギミックは本当に凄いです。
ボルテックスシリーズであれば他に流用可能です。と言いましてもマガジン式のボルテックスはプラキス、ルミトロン、ニトロンくらいしかありませんが…
残念ながらストックは付属しておらず、自分で用意する必要があります。
定番なのがデモリッシャーのストック。黒いので何にでも合います。
サードパーティ製で良ければWorker製のものがシンプルでオススメです。こちらは日本へ発送可能。
予備ディスクを大量に用意すべし
もともとボルテックスシリーズは跳弾を利用して的に攻撃する、もしくは的に当てたりするトリックショットが出来るようなコンセプトで販売されていました。
おかげでディスクは的や壁に当たると勢い良く跳ねる上に円盤ですので転がりやすく、物の多い室内で撃つと簡単に紛失してしまいます。そこに来ての速射型ナーフということでディスクの紛失度合いは半端ないことに…
可能であれば互換ディスクでもいいので予備弾を大量に用意したほうが楽しく遊べます。
※延長バレル、バイポットは使用できません