【レビュー】ゾンビストライク ツーバイフォー
サイズ・重量 | 全長42cm 重量41g | 発売年
シリーズ |
2014?
ゾンビストライク |
入手先 | ※長期品切れ |
ゾンビストライク ツーバイフォーって?
ツーバイフォー。
簡単に説明しますと木材の規格材のことです。断面が2インチ×4インチ(幅は6、8、10…とあり)となっております。どの木材でも一定サイズになっていますので扱いやすいのが特徴です。
特にこの2X4材はDIYでもよく使われる、というかhームセンターで必ずと行っていいほど売られている木材ですので(しかも安価)、使ったことがある方は結構多いのではないでしょうか。
実はゾンビストライクからもこの木材をモチーフにしたものがモデル化されており、それがまさにツーバイフォーという名前の打撃兵器だったりします。
ただし商品名としてはツーバイフォーって規格材の名前のはずなんですが、どうみても規格関係ない形状という…。
いやまぁ、ゾンビが襲ってくるような非常事態に工業規格がー!JASがー!っていうわけにはいかないのは分かりますけれども。
ちなみにこのツーバイフォー、2014年に販売された対ゾンビ近接武器シリーズの一つだったりします。
ゾンビストライクではこのような「家にありそうなもの」をモチーフにした武器が数多く出ております。
見た目は角材。※改造済み
見ての通り、角材です。
ヤンキー系漫画に出てきそうな極悪な見た目です。
しかも攻撃力アップのために金属板が巻かれ、さらに突起も。これは当たったらタダでは済まなさそう。
妙にこだわったような木目がリアル。
あと金属板は外れないように大きなボルトで固定されております。もし実際にこんな武器があったとしたら、重量的にもかなりの打撃力がありそうです。
おなじみのゾンビストライクのロゴが目立ちますね。
面白いことに年輪が再現されています。渦巻きみたいですけれども。ちょっとしたチャーミングポイントといえるかもしれません。
全体のバランスからして明らかに小さすぎるグリップ。
なんで?と思えそうな可愛らしい見た目で不思議に思えるほどです。
大人の手ではちょっと持て余しそう。
実際に持ってみたのがこちら。そこそこ手が大きい私ではありますが、グリップだけ握るというのは結構大変です。角材本体の方も掴まないと保持できません。
イメージよりもコンパクトなサイズ
全長42cmくらい。写真でイメージするよりもかなり小さめです。一般的な孫の手くらいの長さといいましょうか。
いつものシルエットさん。大人が持つとやっぱり小さいというか、ちょっと寸詰まりな感じがします。
逆に子供では扱いやすい最適なサイズなのかも。
重量もかなり軽量で40gちょっとしかありません。
突起や角のある打撃武器ということで危険なように見えますが、スポンジ製ならではの軽さ、柔軟さで叩かれても痛くはありません。
入手方法
日本では未発売ということもあり、海外オークションなどで探すしか入手方法は無さそう。
しかも残念なことに製造元(Perpetual play group社)は事業停止したようで…。
もしどこかで見つけたら値段次第では即確保しておいたほうがいいかもしれません。
同時期に販売されたバット(新型)については今現在も入手可能。
総評:軽量安全なパーティグッズとして
見た目はリアル。でも実際はスポンジ製で非常に柔軟、かつ軽量なアイテムですのでパーティゲームなんかで使うと盛り上がるかもしれません。叩いてかぶってジャンケンポンとか。
思いっきり叩きあうような用途には不向きですけれども、多少の手荒い叩きあいをしたとしても破れたり折れてしまうことは無さそうです。
子供と戦いゴッコをして遊ぶには、特に長さが短いので屋内で振り回すには他の剣なんかよりいいかもしれませんね。
塗装は意外と頑丈で、コンクリート面などで擦らない限りは大きく剥げてしまうことは無さそうです。
こんな人にオススメ(Zバットと共通ですが)
1、コスプレやパーティ用の小道具に
ある程度完成された製品ですのでそのままでもいいですし、いっそ赤い塗料で血糊を付けてハロウィン用にでも。ベタですがハーレクインのコスプレと合いそうですね。
染み込みにくい材質ではありますが、さすがにインク跡は残りそうですので再利用を考えて加工される場合は要注意。
2、対人用に
本来の使い方なのかどうかは不明ですが、飛んできたダーツやボムをそのまま打ち落とすようにも使えます。何しろ丁度いい長さのバットですので振り回されるのはお手の物?
振り回す場合は周囲に注意しましょう。
3、もちろんゾンビゲームに
これはもう本来の使いみち。ゾンビ退治に最適です。
一家に一本。守り刀というか守りバット的に部屋に飾っておくと普段は面白いオブジェとして、ゾンビ襲来時には「アンデッド特攻+200%↑↑」みたいな武器として活用できるかも。
バットより少し小さいのですよね。どちらも悪役が持ってそうな見た目の武器ですけれども、実際には50gにも満たないスポンジ玩具だというギャップが面白いですね。
トイガンというイメージがあるナーフですが、このように面白い周辺アイテムが数多く販売されています。多くは入手性に難ありで集めるには「ナーフ沼」が広がっているわけですけれども。
もしナーフの近接武器を気になる方は是非、バットなど手に入れやすいものから手を出してみてはいかがでしょうか。