【レビュー】ゾンビストライク クロスカット
サイズ・重量 | 全長31cm 重量270g | 発売年
シリーズ メーカー |
2015
ゾンビストライク ハズブロ |
初速 | 21m/s | 装填数 | ×2発 |
入手先 | 対応弾 | エリートダーツ 吸盤ダーツアキュストダーツ |
★この記事は2019年にリライトされました。
ゾンビストライク クロスカットって?
キワモノ揃いのゾンビストライクシリーズの中でも飛びぬけてキワモノな一つがこのクロスカットでしょう。2015年に販売されたブラスターで否が応でも目に入る「回転のこぎり」が大きな注目を集めました。
ありあわせの工具で作ったようなブラスター
海外ではゾンビ系映画やドラマには「ゾンビ襲来にサバイバル術で対処する」というのが一つの定番となっています。
拾った工具類を組み合わせて武器を作るというようなゲームも多数ありますし、そういう設定を取り入れたのがこのクロスカットです。
見てわかりますようにスパナやチェーン、ネジ、アングル材というような大工道具をモチーフにしたデザインが随所に取り入れられています。コッキングレバーは栓抜き?
素材としてもデザインが秀逸ですので、塗装して楽しむ人も多いみたいですね。
「刃」は軽いウレタンフォーム製
引き金の下にあるもう一個のトリガーを握ることで回転ノコギリが起動するようになっています。
電動ではなく手動、またすぐに回転が止まるので連続回転させるには結構大変です。
刃は軽いウレタンフォーム?のような…例えばお風呂マットのような素材ですので、回転中に手を当てても全く危険がないようになっています。
ただし髪の毛の巻き込みには注意してくださいね。
攻撃はノコギリだけじゃない!2連射ブラスター
大きなノコギリにしか目が行きませんが、実は2連射が可能なブラスターになっています。
残念ながら同時発射ではありませんが(上から順番に発射)、一回の装填で複数回撃てるというのはなかなか便利なものですね。
実射性能は取り立てて目立つものでもなくあくまで普通。個体差ですがヘタッたダーツを使うと2発目がポロリと落ちてしまう不具合があるようです。
サイズについて
のこぎりの関係でサイズは結構大きめ。約31㎝。
一方で重量は267gと軽量です。
蛍光グリーンと蛍光オレンジという取り合わせということもあってサイズ以上に目立ちます。
両手に持ってギュインギュイン音を鳴らしながら接近してくる…っていうのは下手したらトラウマになるかも。
操作方法など
ダーツを発射する場合はコッキング後に引き金を引くだけ。2発装填できますが発射は1本ずつになります。
回転のこぎりを使う場合は下側のトリガーを引きます。
ギュンギュンとかなり勢いよく回転してくれます。ただしすぐに止まってしまいますが。
カスタマイズ例
左右で非対称なデザインとなっていますね。上面にはアクセサリレールがついていますのでスコープですとかライト類を取り付けることが可能です。
もし何か一つ取り付けられるのだとすれば…暗闇に潜むゾンビ対策としてこういうタクティカルライト等がいいかもしれません。
あと2019年に発売されたツインスライスという格闘武器もあります。2枚の回転ノコを模したアクセサリー(回転しません)なんですが…。
ご覧の通り、本体の突起が邪魔で装着できません。
リーコンのライトをスペーサー変わりに1段かませることで一応装着は可能になります。
こんな感じに乗っかります。リーコンライトは逆向きでないと刺さりません。
ただし安定性はなし。簡単に外れて脱落してしまいます。
むしろツインスライスを逆向きにするというアイデアも。
自分の腕をザックリ切ってしまうという諸刃の剣。
(スポンジ刃ですので実際には切れません)
クロスカットはその本体形状から取り付けできるアクセサリが限定されますが、工夫する事でいろいろと面白いカスタマイズができるようになります。
スペックなど詳細
初速:21m/s
海外版ですので初速はなかなかのもの。少し暴れるくらいのパワーです。
対応ダーツ
入手方法
国内では絶版ですが海外ではまだ販売されています。(2019/8時点)
リサイクルショップやフリマアプリに出てくることがあるので、そちらを探すと案外と安く手に入ったりします。
総評
最大の特徴であるノコギリギミックが秀逸でナーフとしてだけでなく、オモチャとしての面白さもなかなかのもの。撃たなくても遊べるので普通のブラスターよりも安全かも?
ちょっと入手しにくくなったのが残念ですが手に入れる機会がありましたら是非。