【レビュー】Nストライクエリート ヘルファイア ~まさに弾雨、まさに地獄の火炎~

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ヘルファイアはハズブロ社が2012年に発表したブラスターです。エリートシリーズのフラッグシップモデルとして発売されました。

単3電池4本で動作するフライホイール式のセミオート・ブラスターであり、ダーツ容量は使用するマガジンによりますが、6×8の24発から最大で18×8の144発を誇ります。これは従来のナーフブラスターの中で最大容量となっています。

実銃にはない独特のデザインと機構

外見はSF的…上から見ると圧力鍋に銃身をつけたような雰囲気です。重量もなかなかのものですが、両手持ち前提なのでそこまで苦ではありません。左右にはスリングもひっかけることができますし。

上面部はレールがありますが、スコープなどの光学機器類はハンドルが邪魔になります。ライト類も同様。モジュラスシールドは邪魔になります。と、あまり使い道の思いつかないレールです。

マガジン送りはハンドルで

キャリングハンドルを前後に動かすことでマガジンターレット?が回転し、新しいマガジンに交換することができるんですね。凄い機構です。バレル下にもレール。こちらはライトなどが取り付けできそうです。

ハンドルはしっかり作られており、多少の荒さは許容してくれそうなぐらい頑丈です。ただし勢い良くガチャガチャ動かすと部品が噛むため、しっかりと、そしてゆっくりとハンドルを動かしたほうが良さそうですね。

マガジンは8本装填可能。ただし同梱されるのは4本だけであり、残りはアップグレードキット(マガジン4個とダーツのセット)やマガジン単体の購入が必要になります。もしくはナーフのマガジンなら何でも使えますので他のブラスターから拝借するのもアリでしょう。

幸いにも今現在はナーフ自体が入手しやすくなったり、またサードパーティ製品が安く販売されていますのでフル装弾の敷居はかなり低くなっています。

バッテリーは銃後部に

本体後部のオレンジ色の部分が電池ボックスとなっており、ここを引っ張り出して電池を入れます。使用するのは単三電池。そのためストックなどのパーツは付けられなくなっています。

射撃はナーフおなじみの2トリガー方式。まず下のトリガーでモーターを回転させておき、次に上のトリガーを引いてダーツを発射します。モーター回転数が安定するまでの数秒の待ち時間がありますので、速射には向きません。まさに電動ナーフの宿命ですね。

最大144発の火力

8本のマガジンが装着できるということは、6発マガジンで最大48発、18発マガジンなら最大144発ものダーツを保持できるということです。ナーフ戦ではダーツの確保がかなり重要となりますので、このヘルファイアのように大量の弾薬を装填できるのはかなりの強みになりますよね。

ただしルール的に最大弾数が決まっている場合は一人でフィールド上のダーツを抱え込んでしまうという事態にもなりますので…そこは場の空気を見ながら使いましょう。

あと根本的なデメリットとして重たいマガジンはズレたり落ちやすくなり、給弾不良がよく起こるようになります。12発のマガジンくらいにしておいたほうが良いかもしれません。

今となっては性能は控えめ

海外版、それも飛距離をアップしたエリートモデルということで初速は高く設定されているようですが、100円ショップの乾電池使用で平均して15m/sほどとやや残念な結果に。最もNストライクエリート初期の製品ですので今の水準と比べるのは酷かもしれません。

モーター式ですのでより高性能な電池を使用すればもう1段階上の初速が出るかもしれません。

モーターの回転数アップを待つ時間が必要ですので連射速度は秒間1~1.5発くらいになりますが、この安定した初速で最大144発も撃てると考えるとやはりチート兵器にしか思えなくなります。

プレミア値のコレクター製品に…

販売から4年近く経過しているブラスターで絶版のため入手難となっています。キワモノ好きにはたまらないデザインであるものの、やはりネックは価格でしょうか。価格は1万円台後半ぐらいから。出回っている数も少なめ…

ゲームに使うにしても、他にいいブラスターが多く出ている今となっては微妙なところかもしれません。セミオートですし。しかも、そこまでの装弾数を使う事態ってあるのかな、と…。

とはいえ非常に面白いブラスターであることは確かです。

※ロングバレル、バイポッド、プロキシミティバレルは使用できません
※フォアグリップはアンダーレールがないために上面取り付けになります