好きなナーフランキングを行ったとすれば、おそらくトップ10には必ず入るであろうナーフがあります。
それがこのロングストライクでして、2010年に発売したモデルながら今でもなお根強い人気を誇っています。
そして2018年。内部機関をリファインした”新色”ロングストライクの登場のニュースはナーフファンを大いに驚かせ、また胸ときめかせました。
2019年。ようやくではありますがロングストライクが日本へ発送可能となりました。飛びついたのは私だけではなかったはずです。
モジュラス ロングストライク
2018年に販売開始となった新型のロングストライクです。モジュラス銘ということでカラーリングもシリーズに合わせたクリームとライムグリーンになっています。
また内部機関も大幅に改良されているとの情報もあり、特に初速については大幅にアップしているとか。そういうことも聞いておりましたので「これは是非とも手に入れねば!」と。
※2022年3月追記
長らく品切れでしたがようやく再販されたようです。ただし米アマゾン限定
届くのはフラストレーションフリーパッケージ
外箱は非常に簡素な段ボール箱です。いわゆるアマゾンなどECモールでの輸送に対応したパッケージになります。積み重ねやすいので配送しやすいようですね。最近はこの形態が増えています。
今までのナーフが派手で大きなパッケージだったのに比べると非常にシンプルです。箱自体は驚くほど小さくまとまっています。
全長1m近いナーフなんですがどうやって収めてるんだろう……と、開けてみてびっくり。これでもかというくらいにギッシリと詰め込まれています。
入っていたのは本体、ストック、バレル、マガジン3個、バイポッド、スコープ、そしてダーツ。これを再び箱に収めるのはなかなか至難の業です。
ストックは嵌め殺し式
ナーフでは遊んでいるうちにパーツが外れて事故が起こらないようにパーツは一度装着すると外せない仕様になっていることが多いのです。このロングストライクもストックはそのタイプ。
といっても本体側のネジを外すことで取り外しは可能です。若干の分解作業が必要になりますが。
私は気にせずに装着しました。
もし取り外しも考えられている方はストックのカギ状の爪部分を削っておくといいかもしれません。
ボルト部分は大きく進化
ロングストライク、実はボルト部分は大きく進化しております。
上が新型ロンストのもの。下が旧タイプのもの。どこが変わったかわかりますでしょうか?
そう、ネジ式になったんです!
今までは一度はめ込むと無理やり引っこ抜くしかなかったのですが、ネジ式になったことで容易に外せるようになっています。このボルト部分の取り外しについては破損事例が多かったので非常に嬉しい改良点ですね。
バイポッドはラプターストライクと同じもの
バイポッドはラプターストライクと同じものになります。2段階の伸縮機能あります。
色はモジュラスに合わせて白くなりました。形状はそのまま同じ。
かなりガッチリとしたパーツですので、長大なロングストライクを乗せても嫌なグラつきはありません。
伸ばすとこんな感じに。
モジュラスカラーのスコープ
スコープについては過去に販売されていたモジュラスシリーズ用のスコープの色違いになります。
ライムグリーンがまぶしいスコープですね。こちらは色合い以外は変更点はなさそう。
調整ダイヤルがありそうな見た目ですが、一体成型のため可動しません。
というか調整機能の前にレンズはありません。プラスチック製の照準だけですしね。色合いの関係で視認性は結構良いです。
そうそう、このスコープはロングストライクのリアサイトとぴったりと合うんです。ちょっとうれしい部分です。
ラプターストライクと同じマガジン
付属するのはラプターストライクと同じ形状のマガジン。1セットにつき3個入り。
下側が斜めに切られたようなデザインです。片側クリアですのでダーツが入っているかどうかわかりやすいのがいいですね。
本体に取り付けるとこんな感じに。残弾数は見えなくて分からなくなってしまいます。
ノーマルのマガジンとの比較。ナーフ本体に挿入する部分は同じ形状ですので互換性…というか共通規格品ですので使いまわし可能です。
こうやってロングストライクに他のナーフのマガジンも使えます。
他にも25発や35発のドラムマガジンも使用可能。
フル装備!
付属品を全て取り付けた状態です。なんだかSF風な雰囲気すらあるスナイパーライフルですね。
プラスチック製ですので子供でも扱える重さですが、全長1m近いナーフですのでこれを持って動き回るのは大変かも。
新ホワイトと旧ホワイト
ロングストライクは過去に「ホワイトアウト」と呼ばれるシリーズでも限定販売されていたことがあります。そのすっきりとしたデザインから非常に人気が高いナーフでした。
上がホワイトアウト版。さしずめ旧ホワイトととも言えますでしょうか。逆に下のモジュラスロングストライクは新ホワイトとか?
約8年ほどの”再販”になりますがデザイン的な部分はほぼ同じです。ストック回りも。
フロントバレルも。若干ですが新版ではグラつきが軽減されているような気がします。
このバレルもナーフの共通規格ですので取り換えっこも出来ます。お互いにバレル部分だけ入れ替えたところ。案外と違和感ないかも?
余談ですがモジュラスECS10にバレル部分を取り付け。これも共通規格であるからですね。セミオートスナイパーとなります。
ロングストライク4種類。下からオリジナル版。ソニック版。ホワイトアウト版。そしてこのモジュラス版。
カラーバリエーションについてはキリがないのであまり追いかけないようにしているのですが、このロングストライクについては別で頑張って集めました。
まさにこれぞリファインモデル
初速:22.4m/s
初速は平均して22m/sくらい。旧来のロングストライクの初速が15m/sくらいですので大幅な性能アップと言えるのではないでしょうか。
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
ダーツは普通のナーフ用ノーマルダーツが使えます。アキュストライクダーツを使えばもっと安定して飛ぶようになるかもしれませんね。こちらはまた後日に検証してみたいと思います。
実射してわかる違いの大きさ
距離9mでの射撃。バレルが長いのでどうしても暴れてしまいますが、旧版に比べると単純に威力がアップしているのがわかると思います。撃った感触で言っても、新版は空気圧でダーツが押し出されているような不思議な感覚です。
旧ロングストライクが9m先の壁にぎりぎり届くかどうかで失速するのに対し、新ロングストライクはカツン!と勢いよく壁に当たっている音が聞こえます。初速が高いのか狙撃…というような安定した弾道にはなりませんけれども。
入手方法
米アマゾンで購入可能です。(2022年3月再販)
総評
見た目はほぼ同じなのですが中身は全く別物となっています。これは実際に触れてボルトを引けばすぐ分かるくらいです。「あ、これ違うな」って。
ロングストライク(旧版)は見た目に反して性能の残念さから、海外ではガワだけ使われて中身は全く別物に改造されることが多いという……ある意味で悲しいナーフではありました。
それが今回のリファインによって少なくともそのままでも十分に遊べる性能基準に達したという事で、スナイパーライフル好きなナーフのファンにとっても非常に嬉しいこととなっています。
少なくとも私はこの大きな変化は非常にワクワクしましたし、購入して良かったと凄く思っています。
おおよそ2年ぶりくらい?の再販となりました。
このまま継続販売されるのか、それともま再々販まで期間が空くのは一切不明(希望を言えば日本アマゾンでも取扱あれば良いんですが)
欲しい方はお早めの確保を。
対応ダーツなど
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
コメント
送料込みで何円くらいでしたか
94ドルで1万円くらいでしたよー。
Longstrike Nerf Modulus
89式とどっちが重いんだろww