【レビュー】ダートタグ エリミネーター ~名前のなかった不遇のナーフ~

ダートタグ

 

2008年に登場したダートタグシリーズのターゲットセットの一つがこのエリミネーターです。

マジックテープ式のダーツを撃ち出すタイプであり、付属の的もフェルト状の表面でマジックテープがくっつくように出来ています。


こちらは蛍光グリーンのブラスター。同じターゲットセットとしてオレンジのものも販売されていました。

 

見た目はダートタグ特有の曲面的なデザインです。レフレックスが箱型の角ばった形状ですから、このエリミネーターはまさに差別化出来ているのではないでしょうか。後年のコンパクトナーフの代表格であるトライアドやジョルトになるとレバーコッキングとなってしまいますので雰囲気は大きく変わってしまいます。

 


コッキングするとシリンダー部がニョッキリと突き出します。これはレフレックスと同じリバースプランジャー(ピストンではなく外筒が動く構造)のため。

 

そう、面白いのがこのダーツホルダー。

普通に指しただけだと飛び出てしまうんですよね。これでは折れてしまいます。ではどうするかというと…

グリップ部分が伸びる構造になっています。凄い!というか最初から長く作っておけば良かったんじゃ…というか不思議な気持ちになります。

一応、このカバー部を伸ばすことで大人でも指一本分の持ち幅が増えますので多少は構えやすくなります。

登場時は名前がなく、あくまでもターゲットセットの付属ブラスターという位置づけであったエリミネーター。当時は史上最小ナーフとして注目を浴びたものの名前がなかったためにレフレックスと混同されることが多かったとか。

後にエリミネーターとして商品名が決定、ようやく名前で呼ばれるようになりました。ただエリミネーターって名前のナーフも結構あるのでこれまた混同する事態に…

→エリミネーター(旧)

 

国内でも結構な数が出回ったようで、今でも玩具屋さんやリサイクルショップのの片隅に残ってたりするナーフです。現行のコンパクトナーフとはまた違う可愛い見た目です。見つけたら是非。

 

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