ゾンビストライクのサブシリーズとして2015年末に発表されたゾンビストライク・リベンジ。
発表当初はゾンビパウダーと呼ばれる着色剤を入れた水を撃ち出せると言われていました。
ただ、それから1年ほど情報が出てこず…2017年にひっそりと販売されたという曰く付きのシリーズです。なお当初言われていた着色剤は付属せず、普通の水鉄砲となっています。
そんなゾンビストライクリベンジの中でもライフル状のブラスターがこのコンタミネイターになります。直訳すると「汚染」という禍々しい名前です。パッケージもオドロオドロしい感じ。
ブラスター自体は約50cmほどで普通の水鉄砲という感じ。プラスチック製で軽量なものの、かなり頑丈です。給水は上の蓋を開けて行います。
反対側面には警告書き。ロゴやシール類は無しなのは最近のナーフでは普通のこととはいえ、ちょっと寂しい感じ。なお、黄緑の水タンクは取り外せませんでした。
ブラスター表面はサビで荒れたような独特のモールドがあります。また黄緑のグラデーション塗装、随所にあるバイオハザードマークが凶悪な雰囲気を醸し出しています。まさに悪役用のブラスター。
グリップとストック部分。実銃らしいデザインを残しているのは対ゾンビ部隊がゾンビ化してしまったから?
ゾンビになっちゃったパッケージの人。何か設定があるのかもしれませんね。
ポンプと噴射が直結しているのでトリガーはありません。勢い良く引くだけで発射されます。蓄圧式なら良かったなーと思う反面、子供が扱うにはこちらの方がわかりやすくて良いのかもしれませんが。
上面部にはレールなし。蓋にはバイオハザードマーク。
余談:簡単な改造でダーツ発射可能に
水鉄砲は非常に楽しいのですが、屋外やお風呂でしか遊べないという弱点が有ります。せっかく買ったのですから夏だけでなく…もっと言えば普通のブラスターとしても使いたい!と思うのが心情ではないでしょうか。
ポンプ式の水鉄砲は構造が簡単であり、極論を言えばポンプを動かした分だけ空気が銃口部から出てきます。
そう、このメガダーツやミサイルを発射するのと全く同じ構造なんですね。つまりこの部分にダーツを保持する構造があれば水ではなくダーツを発射できるのではないかと。
任意の太さ、それも短いパイプ部品は3DプリンターとCADの十八番です。放水口の出っ張り部分とダーツを保持する部分を印刷して作成。
取り付け例。あくまで水鉄砲ですので長いバレルに入ったダーツを吹き飛ばせるほど大量の空気は出ません。ですので短めに作っています。
装填するとこれくらいダーツがピョッコリ飛び出します(実際にはもう少し押し込めます)
実射例。
結構な勢いでダーツが飛んで行くのがわかりますでしょうか。水平に撃った場合は10mは飛びそうです。狙いをつけることは難しいため、水鉄砲と同じように一気に肉薄して撃つというような使い方になりそうです。
コンタミネイターは水鉄砲としてはオーソドックスな製品であり、性能面では通常の水鉄砲と全く同じものです。
ただ公式にゾンビ側の武器として登場したということは面白いですし、季節や場所が限定されますがナーフ装備の人間vs水鉄砲装備のゾンビ戦というような遊びにも使えるかもしれませんね。
<<対応ダーツ・アクセサリ>>
ありません