世の中には様々な”素材”があふれています。工夫次第で本来とは別の使い方に活かすことができます。
おかげさまでこちらのカッティングシートの記事が意外とアクセス数が伸びております。簡単に出来る改造・DIYというのはやはり皆さん興味がある分野ということなんですね。
今回はリフォームシール、補修シールという素材を使ってみたいと思います。なお、先にネタバレしますが、今回の挑戦は失敗となっております(実験としては成功)。
補修シールとは?
家具や床面の傷を隠すためのもので、木目調の模様が入ったシールです。扱いやすいように細長く裁断されていまして、必要な大きさに切りとって貼り付けて使用します。
模様や色調も様々ですので使いたい場所に合わせて選ぶことができます。
ダイソーにて100円。定番商品ですので他の100円ショップでも同様のものが販売されていると思います。もちろんホームセンターでも。
補修用ということでやや分厚いこと、そして平面に貼るためのシールですので柔軟性があまりないのがネックでしょうか。
今回はこの補修シールを使ってナーフをデコレーションしてみたいと思います。使うのは手元にあったマーベリック。
目標はこれ。木製グリップ。
アルタモント デザートイーグル用 スムース 木製グリップ 赤色(ローズ)
エアガンやモデルガンではおなじみの木製グリップなんですが、実はナーフでは存在しません。サードパーティ製でも見たことないかも。かといって木を削り出して作るのは非常に大変ですので、前述の補修シールを使って簡単にできないか実験してみることにしました。
適当に切断
数mくらいの長さがありますので必要な分だけ切り取ります。単価的には10円くらい。
こうやってみると意外としっかりした木目調なんですね。ダイソーの補修シールはコシがありますので、こういった用途にはやや扱いづらい素材かもしれません。
ベタっと貼り付け
まずはベタッと貼り付けてしまいます。はみ出した部分はあとで切り取りましょう。
シボというか突起があるのでこれまた貼りにくい結果に…。この段階でナーフの選定間違ったかも?と不安に。
ドライヤーで熱しながら伸ばす
樹脂製ですので熱すると柔らかくなります。それを利用してドライヤーを使いながらゆっくりと、しっかりと貼り付けていきます。
ヤケドには注意してくださいね。温めては指などで押さえつけて凹凸に沿わせる感じで貼っていきます。
シートが分厚いのでシワが消えない…
余分な部分をカット
一通り貼れたらカッターで余計な部分をカットします。
切断しやすいのでカッターで容易に切り取れます。
完成!
…と言いたいのですがシワがすごくてちょっと失敗だったかも。もっと薄いシールならシワも目立たなくなるかもしれません。
ただ思っていたような木目風イメージにはなりましたので実験としては成功と言えます。個人的には。
雰囲気が本当に変わるんですよね。今回はグリップにしましたが、他の部分にも応用できます。例えばハンドガードやストックのような平面的な部分ならもっとうまく仕上がるかもしれません。シールで剥がせますので原状復帰も容易です。
質感としては木目というかレザーっぽい感じになりましたので、いっそレザー風グリップに仕立てたほうが良かったんじゃないかとも思います。
そんなこんなで失敗談ではありますが、お手軽なDIYとして。面白いネタですので是非是非、いろいろな素材で挑戦してみてくださいね。