ハズブロに合併される前のレーザータグシリーズ、タイガー社が2004年頃に販売していたブラスターがこのレーザータグ・チームOpsです。
様々なバリエーションモデルがあり、こちらは迷彩柄のデラックス版になります。ちなみにカラーバリエーションが意外と多く、この緑赤以外に青や黄色も発売されています。
本体以外にも様々なオプションユニットが発売されており、商品バリエーションはかなり多かったようです。
見た目は双銃身ハンドガン
近未来的なレーザー銃という設定のため、見た目もややSFチックな雰囲気があります。それもアニメ系SFっぽい感じ。
大きなハンドガードはリロードレバーを兼ねており、弾切れの際はレバーを握り込むだけ。ゲーム上では連射できるという強みが有りますが、少し物足りないかもしれませんね。
こちらは2Pカラーのオレンジ。右側にのみ小さいレールがありますがナーフ規格ではないので取り付けはできません。
高機能
性能面では後継のフェニックスLTXよりも高機能に出来ており、カスタムマッチという機能を使って好きなようにルールを決めることが出来ます。
ボタンの多さと情報量たっぷりの液晶画面を見ればその多機能ぶりは想像できるかもしれませんね。具体的にはチーム分け、メガショットの使用可否、試合時間やスタミナ、シールド量の設定といったものです。ホスト機能があるので設定は1台のみ。他のブラスターは参加(JOIN)するだけで構いません。
操作ボタンは全部で7個。左の円弧状のがカーソルキー、真ん中の丸いのが電源&決定キー。真ん中の凹んでいるのがリセット(強制シャットダウン)。右上から順にキャンセル、2ndファンクションキー、表示切り替えキー…とかなりボタン多め。
細かい設定が出来る分、それを突き詰めていくと設定が煩雑になるのが難点でしょうか。フェニックスLTXのように”スイッチを入れるだけでチーム分けとスタミナ量の設定OK”に比べるとやや面倒に感じることもあります。
一応、LTAGを選択するとテンプレートマッチがすぐに始まるようになっています。
一方で本体はシンプル
このレーザータグDXは振動機能や発光機能がなく、動作という点ではフェニックスLTXに比べると凄くシンプルに出来ています。オプションでゴーグル型HUDが有りますのでそちらを使うという前提なんでしょうね。
グリップ下部にはオプション専用コネクターが用意されています。
ちなみに音量を完全にOFFに出来る親切設計。無音かつ無振動、無発光ですので夜間でも遊べます。被弾を知らせるのは液晶モニターのみ。
電池蓋はブラスター後方から。蓋の中に電池トレーがあるタイプです。中古品の中にはこのトレーが無い場合もあるので必ずチェックしましょう。
余談ですが振動や発光がないので電池の持ちが良いようです。フェニックスはすぐに電池がなくなってしまう印象がありましたが…
フェニックスLTXと互換性あり
実はチームOpsは現行のフェニックスLTXと互換性があり、かなり制約がありますが同じフィールドで遊ぶことが出来ます。
具体的な操作は別記事で紹介しますが、LTAGモードでやれば全員が敵のモードに。HOST→CUSTで設定をすれば設定が煩雑ですがチーム戦も可能になります。
ただし感度差の関係でチームOps側が非常に不利となっております。フェニックスLTX側への攻撃が当たりにくく、逆に被弾しやすくなっています。
恐らく一方的にやられることになるでしょう。子供と遊ぶ場合のハンデとして大人が使う分には良いかもしれませんが、同じレベルの人だとまずゲームになりません。
何か改善できるようなものが無いかそのうち試してみたいと思っています。
小さい子供から大人まで
赤外線を照射するということは当たっても痛くはない、また自宅で遊んでも散らからないという大きなメリットがあります。小さいお子さんがいる家ですと誤嚥の可能性もあるので非常に気を使いますが、こういったレーザータグですとその心配はありません。
チームOpsのレーザータグは現行製品に比べるとやや控えめな印象がありますが、一方で戦闘時の操作自体はシンプルなので(特にリロード)小さい子供でも扱えるものとなっています。今からチームopsだけで買い揃えることはオススメしませんが、フェニックスLTXのお供として、また家族で遊ぶ場合の追加用としては決して悪い選択肢ではないのかな、とも思えます。
ただし上で書いたようにフェニックスLTXのようにスイッチひとつで簡単にチーム分け、ゲーム開始出来るわけではありません。そこだけは要注意です。
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