リサイクルショップで見つけたジャンク品のレギュレータ。動作未確認の本体のみというシロモノでしたので折角だからと分解、改造のタネにしてみることにしました。
最初に書きますが今回はあくまで分解だけ。改造についてはちょっといろいろ準備と気合が必要そうなので次回へ持ち越しとなっています。
レギュレータのレビュー記事はこちら。
分解手順…まずネジを外す
分解は極めて簡単で左側面のネジを外すだけ。
安全と破損防止のため最初に電池は抜いておきましょう。マガジンも抜いておきます。
嫌になりそうな数……ネジが大量にあります。
具体的に言えば「黄色い矢印」がすべて外さねばならないネジです。「紫の矢印」は側面蓋を開けるだけなら外さなくてもいいネジになります。
フロントバレル基部を外す
フロントバレルの基部(オレンジの部分)は別パーツになっています。まずはこのネジ3つを外しまして…
次にオレンジのパーツだけ取り去ります。
ストック基部を外す
ストックを取り付ける部分は補強用にカバーがついていますので、そちらも外します。
ネジ2本を止められていますので緩めるとオレンジのパーツが引き抜けるようになります。
メンテナンスハッチのネジは外さなくてOK
最初のネジ位置にあります上面の紫の矢印2つ。
これがメンテナンスハッチ(ダーツが詰まった時にあけて取り出す)になります。ダーツ送り機構を兼ねておりまして、ここはネジを外す必要はありません。
というか見えている2本以外に3本のネジが隠れており、うち1本は側面蓋を外さないとアクセスできない位置にあります。
ネジを外したら蓋を開ける…でも配線に注意
黄色矢印のネジとストック基部のカバーをすべて外したら蓋が開くようになります。
が、写真のように電池ボックスの配線がありますので勢いよく引っ張らないようにしましょう。結構配線が複雑ですので把握する前に「切れる」と大変厄介なことになります。
そうそう、グリップ部分も分解不要ですが…
開くとこんな感じにスイッチがあります。バネが飛ぶ可能性がありますのでこちらも優しく開けるようにしましょう。
中は非常に複雑です
それぞれのパーツと配線を簡易的に図示しました。画像をクリックすると拡大されます。
ここまでくると玩具というより電気機器ですね。
これぞれ安全装置が関係しあっているため、どこか不調であったり、もしくは分解時に破損させてしまうと動かなくなってしまいそうです。そして電気的なパーツのため原因究明が大変という…。
というわけでレギュレータを改造する場合は心して取り掛かりましょう。
私は「モーター変えようかな?」「安全抵抗を取れば初速上がるかな?」と考えて分解しましたが、中身見ていったん計画を練り直すことになりました。たぶん勢いでやるとジャンク品が不動ゴミになってしまいそうです。
そしてこれが5000円台という驚愕。