変形・合体はいわばロマンではあり、心躍るギミックのひとつであります。ナーフでも同様で変形・合体を行うものは多数存在しており、多くの人々の心をキャッチしています。
2015年、ウォルマート限定として登場したのがこのスプリットストライクになります。
左右で本体色が異なっており、どちらもNストライクエリートシリーズのイメージカラーである青と白が使われています。
上から見るとこんな感じ。コッキングレバーが二つ。それぞれ単独でコッキングすることが出来ます。
写真では見にくいですがトリガーも2重に。左右の機関部がスプリット(分割)されており、微妙な指加減で単発と同時発射を使い分けられるんです。まさに名前のスプリットのとおりに戦略的なナーフだというわけですね。
持った感じは結構大きいので大人でもしっかりホールドできるのが嬉しいです。大型のハンドガンというかハンドキャノンというような感じでしょうか。2連×2銃身と考えると火力は十分。ゲームでもメインに使い倒せるいいブラスターです。
ウォルマート限定ということで入手しづらいのが残念ではありますが、近年はカラーリング違いのものが発売されていたりします。米アマゾンからも発送可能な時もありますので狙ってみてはいかがでしょうか。
・・・・・・・・・というのは前置きとして、実はスプリットストライクにはもうひとつの機能があります。
それがこのレバーを押し下げることで実現するのですが・・・
そう、アジの開きみたいに真ん中でパカッと分割することが出来るんです。
白と…
青。これだけ見ると2連銃身のごくごく普通のナーフのように見えますよね。
ちなみにこういうモナカ構造のものって分割するとすべてが半分になるわけなんですが、スプリットストライクについてはグリップ部分をスノコ状にすることで厚みを持たせているんです。工夫の賜物ですね。
もちろん持ちやすいとはいえませんが、握ったときに”半分ゆえの違和感”が少なくなるように設計されているのはさすがというところ。
すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、左右で違う色ということはカラーリングが逆転したペアがあれば白白と青青のスプリットストライクが作れるんではないか?ということです。
そしてそう考えるのはハズブロも一緒だと思うのですが、きちんと逆配色のスプリットストライクも販売されています。地域差なのか生産時期なのかは一切不明ですが、バリエーションとしては左白・右青と左青・右白の2種類があるのは確かです。
もちろんそれぞれ分解して組み合わせることもできます。
こんな感じに。知らない人が見たらこちらお組み合わせのほうが正しいと思われてしまうかも。
両手持ちすることで最大装弾数は8発、さらにトリガーの引き具合だけで1~4発の撃ち分けも実現可能に! 指がつりそうになりますけれども。
分割機能だけでなく性能もNストライクエリートシリーズに恥じない飛距離27m。ノーマルダーツでは威力が強くてブレてしまうほど。現在はバトルカモ・シリーズが米アマゾンで入手可能です。楽しいナーフですのでオススメです。