2010年に発売されたNストライクシリーズのブラスターです。
スラムファイアと呼ばれる早撃ち機構を有しており、引き金を引いたままコッキングスライドを前後に操作するだけで連射が可能となっています。
威力、精度ともに高いレベルにまとまっている以外にも18マガジンという非常に有用なパーツが付属していることもあって人気のブラスターです。
ストックの延長が可能な点も大きいですよね。
腕力さえあれば電動を超える連射速度も!?
連射型ナーフといえば圧縮空気のために何度もポンピングしないとダメだったり、またモーター音を鳴り響かせながらスピンアップを待ってーーそれでも毎秒2発くらいの速度でーー撃たなければなりませんでした。
そんな中で登場したのがこのスラムファイアなのです。引き金を引いたままスライドを前後することでダーツを撃てるという簡単なものではありますが、理論上は腕力次第で高速発射も可能であり、その即応性は電動式では到底及びません。
そして取り回しの良い18発マガジンと相まって発売当時は瞬間的に大量のダーツを叩き込む高火力型ブラスターの一つとして恐れられていました。
スラムファイアのために随所に工夫がこらされております。
例えばハンドガード兼コッキングスライドは力が入りやすいように手元側に段差がある上、滑りにくいように指が入る窪みもあります。かなりの負荷がかかりますので、頑丈にするためかバレルを一周するような独特な形状になっています。
マガジン取り外しは一癖あり
使用方法の絵が描かれていますが、マガジンはコッキングスライドを引いた状態でないと取り出せません。
詰まった弾を取り出すジャムドアも同様にスライドを引いた状態でないと開きません。
ナーフに慣れ親しんだ人なら何てことはない動作なのですが、知らない人ではマガジンが抜けずに壊れたと思ってしまう事もある模様。実際、ハードオフなんかで不動品として売られていたナーフが単なるスライドの引きが甘かっただけということもありましたし…
特徴的な18マガジンはアルファトルーパーだけ!
ある意味、レアなのがこの18発マガジンです。ストレート型に比べて短く、25発・35発ドラム型に比べると邪魔になりませんので、まさにゲーム向きですね。
入手方法が限られるのが難点ですけれども使いまわしできますので人気のパーツです。
人気の理由がそのコンパクトさ。例えば18発のストレートマガジンと並べるとその小ささがよく分かるのではないでしょうか。
アルファトルーパーにストレートマガジンをつけるとこんなに飛び出てしまいます。これはこれでアリですけれども取り回しのしやすさを考えるとドラムマガジンの方がいいですね。
今でも色褪せない火力型ブラスター
かなり古いナーフですけれども素性の良さから今でも人気のナーフの一つです。デザインは好みが分かれるところでもありますが。
格安で手に入る黄色リーコンのストックを付けたカスタマイズは定番中の定番ですね。
対応ダーツ・アクセサリ
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
※スコープ系と延長ストック系のパーツのみ使用可能。延長バレルとバイポッドは取り付け出来ません