昨年秋に業績不振による債務整理の報道がされていた米トイザらスですが、来週にも店舗閉鎖が行われる可能性があることが明らかになりました。
9月には破産申請を行うとともに再建へ向けた道筋を模索すると発表した同社ですが、どうやらその道は絶たれた模様です。
トイザらスは全米の玩具売上の10％を占めており同社の破綻により玩具メーカーへの影響も懸念されます。
http://www.wfsb.com/story/37702107/reports-toys-r-us-is-going-out-of-business-closing-all-stores
www.wfsb.com
※あくまでもトイザらス・アメリカの話で日本トイザらスは影響はないそうです。お間違えなく。
近年はネット通販とメガストア（大型量販店）の台頭により専門小売が非常に厳しい情勢となっています。特にアメリカではウォルマートやターゲットのような超巨大販売網を持つチェーン店やアマゾンを始めとするEC勢力の躍進が凄まじいようです。
日本でも街の本屋さんが消えてしまったように、世界中で、そして様々な業種でも同様の事態が起こっていると言っても過言ではないのかもしれませんね。実店舗でパッケージを眺めた時のワクワク感、どちらを買おうかパッケージを抱えて悩む焦燥感（？）は何事にも代えがたい思い出です。できればいつまでも玩具屋さんは残っていて欲しいものです。
