低価格、扱いやすいと評判のアルファストライクシリーズに新しいブラスターが登場することが分かりました。
アルファストライク ハンマーストーム
どうやら今度はハンマーアクション、つまり撃鉄を起こすことでコッキング(バネの圧縮)を行うタイプになるようです。
情報元はこちら。
Alpha Strike Hammerstorm picture found in the new Argos catalogue by UKNerfWar and Darren Booth
by Reddit
従来のナーフでハンマーアクション式といえばハンマーショットが有名ですね。
【レビュー】ゾンビストライク ハンマーショット ~ゾンビ特攻マグナム・リボルバー~
ハンマーショットは長時間使うと親指が痛くなるというデメリットがありますけれども、ハンマーを起こす動作がこれまた格好良くって、今でも人気ナーフの一つに数えられています。
あと指の力があれば片手だけでコッキングと発射まで行うことが出来ます。ですので両手持ちも可能。
アルファストライクっぽくないブラスター?
一つ気になるのが、とうかRedditの方でも指摘されていますが「廉価版じゃなくね?」ということ。
例えば上記のパッケージを見ていただければ分かるんですが、グリップ部分がメッシュ構造なんですね。つまり本体が左右パーツの張り合わせではなく、1パーツ成形となっているんです。もちろん部品点数が減るということは製造原価も下がるということ。
というように従来のアルファストライクっていうとパーツを減らして、仕組みを簡単にして……という方法でコスト削減、ひいては販売価格の引き下げを実現していました。
でもこのハンマーストームはどうでしょうか。画像を見る限りはどうも従来の製品ラインナップとはまた雰囲気が異なっています。
グリップは左右パーツを張り合わせたモナカ構造。実物は不明ですがフレームに外装を載せたアルファストライクというよりも、ガッチリと作られている通常シリーズのナーフのように思えます。
そういえば命名規則的にもブラスター名が動物ネタではないですよね。
ドイツの玩具店の商品ページによれば
Hasbro E6748EU4 Nerf Alpha Strike Hammerstorm
by rupp-spielwaren.de
パッケージサイズは6.7 x 41.9 x 27.9 cm。重さは400 g。
ディスラプターが 31.5 x 7 x 22 cm、600gということですので、大きさだけで言えばディスラプターより一回り大きいということになるのかも。
価格は15ポンド(約2,200円)
ということを踏まえて画像に小さく写っている「15£」という価格。
日本円で換算すると2,200円くらいになります(2020/1/31時点)。
他のアルファストライクシリーズのハンドガン型がだいたい1,000円くらい、ライフル状のもので2,000円くらいという相場を考えると、このハンマーストームはちょっと「高級」なのかもしれません。
アルファストライクとしては異色作になるのか、それとも廉価版シリーズからの脱却、方針転換なのか。
ちなみに前述のドイツの玩具店でも商品ページでは「17.99ユーロ」と価格設定されています。
こちらも日本円で約2,200円。
販売時期は不明ですが、この時期に発表されていることを考えると米アマゾン等では3月くらいに取扱開始、もし日本に入ってくるとすれば夏商戦くらいになるんでしょうか。