【雑記】海外通販で買ったトイガンが不着……Paypalの返金手続きをやってみた

雑記

実は昨年11月に購入したアイテムがあります。

ロケットランチャー風の玩具でして、スプリングを内蔵したスポンジ製のロケット弾を発射するもので、飛距離は非常に短いもののそのスタイルが面白い!ということ。
そして当時は米アマゾンでも取り扱いもなく、海外の通販サイト(国際発送対応)でしか売られてなかったものですから迷うことなくそのサイトで購入と決済をしたのですが…

★同じ商品として米アマゾンの商品ページを紹介していますが、今回私が買って、そしてトラブルとなったのは別のサイトです。

最終的には返金となったわけなんですけれども、せっかくなので同様のケースの場合の参考になるように、その経過をにしてみたいと思います。

11月購入

11月末にとある通販サイトで購入。支払いはPaypalで。

海外通販の場合は配送トラブルが起きる可能性がありますので、Paypalのような買い手保護制度のある支払方法を選ぶ方が安心です。

価格は送料含めて約99ドル。

発送の連絡は早く、翌週には追跡番号がメールで通知されました。

 

12月末「返送されました」

ただこの追跡番号、なかなか進まなかったんですね。だいたい1か月掛けて税関へ。

そして理由は不明ですが「成都市, 退回妥投(商品返送)」というステータスに。
モノは売り主へ返送されてしまいました。

とりあえず店舗側へ連絡。

店舗「すぐ再送するよ!」と返事があったのでしばらく待つことに。

 

1月中旬、発送されない。

しばらく待つも再送時の追跡番号の連絡もない……ということで確認のためもう一回連絡。

店舗「すぐ送るよ!」

この時点で不信感しか無いわけですが、念の為に待機。

 

2月になっても発送されない。

さすがにもうダメポ(死語)ということで動くことにしました。
ここからがこの記事の本題になります。Paypal側へ申立をしてみることにしました。

Paypalのバイヤー保護制度

実はPaypalには買い物保険というような買い手保護制度があります。
売り手側との間に立ってやり取りしてもらい、場合により支払金額を返金してもらうことがでいます。

ただしこの保護制度が対象となる取引には条件があります。

購入した商品が配送可能であること
PayPalを使って商品代金を支払っていること
1回払いであること
PayPalアカウントを問題のない状態に保つこと

普通にネットショップで購入した場合には、この条件は問題なくクリアできているということになります。
あと支払日から180日という期限がありますので必ず日付はチェックするようにしてください。

※Paypalへ登録した住所以外への発送(例えば職場や私書箱など)の場合は対象外となる可能性があるそうです。

 

2月4日。まずはケースオープン(異議申立)

問題解決を行うには、まずはケースオープン(両者で問題についてやりとり)を行い、解決しない場合にはクレームへ格上げするという2つのステップがあります。

具体的な操作についてはPaypal側のヘルプを読んで頂くとしまして、まずはケースオープンの注意点から。

メッセージという項目は売り手への問いかけ

すでにネットショップのサポート窓口からも連絡をしているとは思いますが、
Paypal側にも問題提起を行っているという意思を表示するためにも、メッセージで商品が届かないことと、返金を求める旨を伝えるようにします。

Paypal ヘルプ 取引に問題がある場合

なおこの時に記入したメッセージはそのまま売り手側に通知されます。

私は勘違いして日本語でPaypal側に解決を求める文章を書いてしまいましたが、本来は売り手側に「返金か再送を要請する、状況の確認を求める」文章を書くためのものであった模様。

※売り手側が確認しやすいように、購入日や注文番号等のステータスを併記しておくようにします。

ケースオープンから暫く待つ(期限あり)

ケースオープンされた場合、売り手は遅滞なく返答と情報の提示を行うことが求められます。
売り手によってはこの段階で「再送」や「返金」についての提示があると思います。
もし納得できる返事と対応だった場合にはケースをクローズ(解決済)とすることができます。

なおこちらも期限があります。意義の提出から20日以内にケースクローズ(解決)、もしくはもう一つ上の段階である「クレーム」へ格上げするかの判断をしなければなりません。
これは買い手側が判断し、操作する必要があります。そのまま放置していた場合は自動的にクローズ(解決)となります。

私のケースでは返答がなかったため、20日を待たずにクレームへ格上げしました。

 

2月14日、クレーム提出

クレームは売り手と買い手の双方の情報をPaypal側に提出、精査してもらい、対応をゆだねるというものです。

Paypalヘルプ 異議をクレームにエスカレートする方法を教えてください。

手続きとしては簡単で画面上で支持に従って操作するだけ。
再度のメッセージ入力欄がありますがこちらはPaypal側への申立を簡潔に記入します。
「商品が未着であり、売り手の返答に納得できないため返金を希望します」とか。

クレームを提出してしまうと後は「待ち」になります。
場合により追加情報の説明を求められるそうですが、私の場合は特に何もなくひたすら「待つ」こととなりました。

売り手側も返答がない状態のまま時間だけが過ぎていきました。

 

3月20日 全額返金

なんだかんだで1か月以上待つこととなりましたが、無事に返金対応となりました。

結局最後まで売り手側の反応が無く、何だったんだろうなーというのが正直な気分です。

あとせっかく見つけた良さそうなミサイルランチャーでしたが、入手できなかったのも地味に悲しいところ。
米アマゾンは発送不可ですしね。

 

海外通販サイトを使うならPaypalやショッピング保険のあるカードで

今回は無事に返金となりましたが、もし保護制度の無い支払方法だったとしたら、
自分で対応しなければならず、また場合によっては泣き寝入りすることとなった可能性もあったわけです。

今は簡単な操作で海外通販サイトから買えてしまうというネット手軽さがある反面、やりとりするのは実際のお金だということを考えると、
やはり安全な支払方法を選ぶこと、そして無闇にあちこちで買わないというのは消費者として大事な事なのかなと思い知りました。

お金は帰ってきましたが実質的に4か月もの時間が無駄になってしてしまったわけですから。

皆さんももしアマゾンなど大手以外の場所から海外通販をする場合、支払い方法には十分気を付けてくださいね。
あと注文受注メールは消さないように!

 

コメント

  1. ノブやん より:

    当方も以前同じような目に ebay で会いました。
    エリートダーツを買ったのですが、吸盤タイプを送ってきて、再送をお願いしたのですが無視され、PayPal経由でクレームを付けて返金となりましたが、その間、売り手(マレーシア人)は調子の良い返事をしたり、ダンマリしたり、返金に
    当たっての返品に高額な送料を吹っ掛けられたりと…
    当方のケースも粘り続けて売り手が返金に応じたのですが、ナフマさんが同じような体験をされていると知り、やっぱりアジア圏での買い物はリスクが高いなぁと思いました。
    買い逃した商品は面白そうなのでAmazon辺りで扱ってくれると良いですね。

    • KDWK より:

      日本人が几帳面すぎるのかなと思うくらいに海外通販って適当な人の割合が多いような気がします。ノブやんさんが経験された”のらりくらり”は結構多いようですね。ネットで調べるとよく似た事例が。
      ただリスクあってもebayやアジア系ECサイトは魅力的なアイテムが多いのですよね。そういう意味で私は人柱的にトラブルがあれば記事にしております^^;

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