海外ではウォータークリスタルというポリマー製の弾(いわゆる消臭ビーズ)を撃ち出す電動ガンが人気で、様々な実銃や架空銃がモデル化されています。
中には軽機関銃なんかも登場しています。お値段は日本円で1.5~2万円。
このM203ランチャーはその中の、数あるトイガンのアクセサリーとして販売されているものです。当初は電動ガンのセット品だったようですが、最近になってバラ売りで出回るようになってきており、比較的安価に入手できるようになりました。
見た目はM203ランチャーそのもの。プラスチック製ですが意外とがっしりしています。ソフトダーツガンではなくエアガン寄りの製品のため、ズッシリした重みを感じます。サイズ的にはほぼ原寸大になるようです。
ポリマー弾だけでなくナーフのダーツも発射可能でありまして、ナーフ用のアクセサリとして使用する人もいるようです。
取り付けはピカティニレール規格。左右から挟み込むタイプですのでナーフのレールにも取付可能(場合により要加工)。
大きいのと、トリガーが下向きのために運用できる親ブラスターは限られてきそうです。なお写真には写っていませんが右側(前側)に水弾を入れる蓋があります。
先込め式ですので仕方ないとは言え、銃口部は残念な見た目…。パイプなどで目隠しをすれば雰囲気は良くなるのかも。
通常のダーツを装填するとこんな感じにニョッキリ。これまた残念。
ナーフのような安全弁などはありませんので弾は差し込むだけ。なので短く切ったダーツが使えます。お尻の割れた古いダーツの再利用に良いかもしれませんね。
コッキングはハンドガードを引くタイプ。発射は2本同時。グレネードランチャーというよりショットガンですね。
せっかくなのでリーコンに。バレルは延長改造済。10分くらいで出来るのでオススメの改造です。フロントサイトやマズルは3Dプリント製。ストックは他社製(WORKER製)。
値段的にはM203(3000円)+ストック(2000円)+3Dパーツ類(自家製)と格安構成となっています。
なお、持ち替えとコッキングで結構もたつくので実用性は皆無。リーコンよりも電動のストライフをメインにしたカスタマイズの方が生きるかもしれませんね。このあたりはまた後日に。
過去にはラフカットを使ったマスターキーなんかも作成しましたが、安定性としてはやはりM203を使うほうが良いです。ラフカットを使う方はフロントヘビーになりますのでかなり重たくなりますから。
アンダーバレルブラスターとしてはモジュラスシリーズで販売されていますが、どちらかと言えば「ハンドガンをそのままくっつけた」というような見た目でした。
このM203ランチャーは実銃そのものの形状ですので、特にリーコンやリタリエイターのようなアサルトライフル風カスタマイズでの親和性はすこぶる高いのではないかな、と思います。
対応ダーツ・アクセサリ