【レビュー】スーパーソーカー フラッシュフルード
サイズ・重量 | 全長44cm 重量–kg | 発売年 | 2015 |
飛距離 | 11m (パッケージ表記) |
タンク容量 | 650cc |
★この記事は2019年にリライトしています。
スーパーソーカー フラッシュフルードって?
2015年にスーパーソーカーシリーズから登場した水鉄砲がこのフラッシュフルードです。
上下2つ、2種類の水鉄砲を合体させ、シチュエーションにより使い分けられるというのがウリとなっています。
カラフルな水鉄砲
反対側面はロゴなどのペイントは無い状態ですが、成型色がカラフルですので安っぽさを感じません。
白、グリーン、スカイブルー、オレンジと配色は南国風。
見にくいですが側面には「FLASH FLOOD」のロゴがあります。
フラッシュフルードは手押しピストン式とスライド式、2つの水鉄砲が合体した水鉄砲です。
発射に使うトリガーはありません。スライドやレバー操作により水をダイレクトに噴射します。
サイズについて
コンパクトにみえるんですが、全長は約44cmと意外と大きめなサイズです。
しかも膨張色でもある白系統の色合いもあって更に大きく見えます。
水を入れない状態で約560g。タンク容量が650ccですので満水重量は1.2kgに。
後述しますがピストンの推しが結構重いので、重量を含めると小さい子供では持て余しそうです。
操作方法など
水鉄砲ですので操作は非常に簡単です。
まずは水を入れます。給水用のキャップはここ。
本体をひっくり返した状態で水道水を注ぎ入れましょう。
そうそう、水鉄砲全般に言えるのですが泥水というか砂などが混じった水を入れると砂が噛んでしまって故障の原因となります。また海水も同様に避けたほうが無難です。
キャップは紛失防止のためは外れないように出来ています。便利。
下段はスライド式
下段の水鉄砲はスライドを前後することで発射します。細い水流でピンポイントに撃つことが出来ますので普段はこちらを使うことになるかも。
火力(水量)はあまりありませんがスライドが軽いのでどんどんと撃てます。
ちょうど水タンクの真下にスライドがあり、本体をしっかり保持できるのが最大のメリットかもしれませんね。満水時は結構重たくなりますので両手でしっかり持ちたいブラスターですし。
どちらかと言えばスライドを前後させるより本体側を押したほうが力が入りやすい気がします。
上段は大水量の水鉄砲
上段はピストン式。なんだかSFチックな透明パイプが目立ちますね。ここに入った水全部が一度に噴射されることになります。まさに大火力(高水量)。
実はこの水鉄砲の凄いことはタンクが共用なんです。
こういう手押し式の水鉄砲と言えば銃口部を水につけて吸い上げるのが一般的なんですが、このフラッシュフルードについてはパイプ内部に弁がありまして水タンクからの吸い上げるようになっています。
ですので近くにバケツがなくても連射可能であり、まさに洪水のような大量の水を相手に浴びせかけることができる強みを持っています。
ただし大水量のために2~3回でタンクが空になってしまいます。ここぞという時の必殺技のように使うのが最適なのかもしれませんね。
弱点としてはピストンの押し引きに結構な力が必要なこと。子供が1人で扱うには少々辛いほどの抵抗があります。
銃口2つ。頑張れば両方同時発射も可能かもしれませんが…
スペックなど詳細
飛距離 11m(パッケージ表記)
入手方法
国内ではすでに絶版品のため高額商品しか残っていません。
海外ではまだ売られているので比較的に安価に入手可能です。
総評
水鉄砲としてはかなり攻めたギミックを搭載したフラッシュフルード。ただし上段の操作が水の抵抗により非常に重たい上、気密の関係で力いっぱい引くと水ではなく空気が入り込んでしまうという弱点が有ります。
ただやはりその水量は非常に魅力的で迫力満点。
お子さんとの水鉄砲合戦なんかで大人が持って、足元にブシャー!と掛けてあげるととても喜ばれます。
タイトルにも有りますように燃費は最悪。3回くらいで水切れとなってしまいます。勢いに任せて撃ちまくると途端にガス欠となってしまいますので要注意です。
ともかくは派手に水を掛けるタイプの水鉄砲です。高水量を活かして一気に押し切るのにいかがでしょうか?