ナーフの改造パーツを開発、販売するWORKER社はご存知でしょうか。いわゆるサードパーティの製品になります。電池ボックスの蓋のネジからドレスアップパーツ、もちろん飛距離や性能を大幅にアップさせるようなものまで数多く取り揃えられており、ナーフを改造するなら必ず目にすることがあるメーカーです。
ソースは失念したのでうろ覚えですが、ハズブロ側も改造パーツについては市場拡大、ユーザーの楽しみとしてある程度黙認しているとインタビュー記事で読んだこともあります。
そんなこんなで世界中で愛されているナーフのため、改造ファン御用達のWORKER社から販売されているストックをレビューしたいと思います。
WORKER リトラクタブルストック
実はWORKERは非常に多くの形状のストックをラインナップしています。実銃にありそうなデザインなものもありまして、ドレスアップの必須パーツとして選択するという楽しみもあります。
注文すると恐らくこういう格好いい化粧箱で届きます。段ボール製とはいえちょっと嬉しい部分です。背面には商品管理用のバーコードなどのシールあり。
中身がこれ。予想以上にしっかりしています。エアガン用と言っても差し支えないレベル。というか結構重いです。
そうそう、WORKERのストックは2種類ありまして、いわゆる金型を使った成型品と3Dプリンターによる印刷品があります。成形品はバリエーションが少ないとかデザインがシンプル。3Dプリンター製はデザインが豊富で複雑ですが積層跡がある…という違いがあります。
今回購入したリトラクタブルストックは成型品になりますので積層跡がありません。
数段階の伸縮ストック
リトラクタブルストックの名前の通り伸縮式となっています。
伸縮は下面のボタンを押すことで行います。左右のバーの部分は頑丈なスチール製。いわゆるパイプではなく中身の詰まった丸棒です。本当に頑丈です。
ナーフのストックは安全性のためにどうしても柔らかいパーツで作られます。特にこういった折れやすい形状である棒状パーツは軟質プラであることが多く、構えた時にフニャフニャ、ユラユラと揺れることになってしまいます。それが無くなるだけでも持った感じが段違いです。
ロック解除ボタンも金属製。薄いピンクゴールドっぽいメッキ?アルマイト?なボタンです。
私が購入したものにはプラスチック製の交換用ボタンも入っていましたので、キラキラが嫌いな場合は交換しなさいってことなのかも。
最大長さは30cm。大人が使うには十分というか絶妙なサイズなんですね。エアガンのように実銃と同じフルサイズとまではいかず、大きすぎず。ナーフ純正のように子供用として小さすぎず。本当にちょうどいい感じ。
伸縮も数段階あり。ロックも頑丈で力に負けて使用中に縮んでしますようなことはありません。
とりあえず手元にあったモジュラス用ストックと比較。一回り長いのがよくわかりますよね。もちろん剛性も段違い。
ほとんどのナーフに適応(縮める場合は注意)
リタリエイターのようなスプリングカバーが飛び出たナーフでも使えるように設計されており、ほとんどのナーフでこのストックは対応しています。
レギュレータに取り付けた例。
伸縮バーの間隔がレギュレータの横幅に対してギリギリ当たる感じ。スムーズな伸縮はでいませんし、場合によっては本体が若干削れます。もちろん最大に伸ばした状態で使うのであれば問題なし。他社製のストックを使う場合は基本的には「純正品が短い」という場合でしょうから縮めて使うことは少ないとは思いますが、一応注意は必要です。
伸ばした場合はこんな感じのバランスになります。重量バランス的にもちょうどいい感じに前後が釣り合いますので総重量の割には軽く感じます。
肩につけて構えた場合もグラつくようなことや、短くて持て余すこともなし。
改造素体として定番ともいえるストライフに取り付けた例。本当に扱いやすくなります。これはオススメ。
オレンジ版が日本でも2019年下半期に発売予定です。
入手方法は?
改造パーツメーカーとして定番ですので入手経路は多数あります。米アマゾンでも取り扱いがありますし(ただし在庫と国際発送は変化)、海外通販サイトでも注文可能だったりします。
WORKER製? 伸縮機能の省略されたモデルならば日本アマゾンでも製品が登録されています。お値段も安め。
サードパーティ製改造パーツは非常に種類が多く、ナーフファンが作っているものが多いので魅力いっぱいです。言い換えれば非常に深い「沼」であるわけですけれども。
少数だけ、気に入った製品を持っておくとその製作者のナーフ愛が分かって面白かったりします。是非オススメです。