2016年にコストコで、そして翌年の2017年9月からはバンダイ関連企業のCCPから販売されているソフトダーツガンがこのエックスショットシリーズです。家電量販店やネットショップでも取り扱っており、また低価格ということもあって手を出しやすくなっています。
そのエックスショットシリーズ初期に出たマガジン式ブラスターがこのマックスアタックになります。
オリジナルモデルはZURU社が販売するエアソフトガンであってハズブロのナーフとは全く無関係なものの、同じように軽量で柔らかい弾丸を撃ちだすという共通点があります。
低価格と侮ることなかれ
このサイズのライフルはナーフで言えばアキュストライクやリタリエイターがありますが、エックスショットはそれより低価格で販売されています。塗装なく成型色とシールであったりとチープな部分もあるものの、本体は案外と剛性感のあるしっかりとした作りとなっています。
カラーリングはオモチャっぽいのですが…パーツが複数の成型色で構成されており、シャシー部がクリアパーツなので内部機構が若干ですが見ることができます。持った感じもしっかりしており、決して安っぽさを感じません。側面のシールの安っぽさはご愛嬌。
コッキングはボルトアクションではなく上面スライドを動かすタイプ。カチッとした感触でチープトイにありがちなコッキングの柔らかさを感じません。トリガーはやや重め。
初速は18~19m/sと結構な数字が出ています。ナーフのオレンジトリガーに匹敵するレベル。飛距離24m表記ですからこの威力は当然かもしれませんね。
バレルは普通のパイプですが、マズルブレーキ部分が別パーツになっています。ナーフのように取り外しは不可。引き抜こうにもガッチリと嵌っていますので全分解が必要です。
口径が太いので「銃」というより「砲」ですね。
ストックもガッシリ。残念ながら伸縮機能やマガジンの収納機能はありません。あと大人が持つとやや短く感じられます。
アクセサリレールはナーフと共通性なし
エックスショットのアクセサリレールはナーフよりも幅が広く取り付けできません。3Dプリンターなどでアダプターを作れば出来そうですけれども…。ZURU社のサイトを見た感じはアクセサリ類は無かったので、カスタマイズはあまり考慮されていないのでしょうね。
サイトもあるにはあるんですが、あまり見やすいものではないので使いにくいかもしれません。
マガジンもダーツも専用
エックスショットシリーズはナーフのダーツが1㎝ほど短いものを使用します。直径はほぼ同じ。余談ですがエアゾーンもこの短いダーツを使用します。
長さが違いますのでマガジンも専用のものとなっています。クリアグリーンで非常に綺麗。
ナーフのダーツは詰まってしまいますので押し込まないように。取れなくなります。
ただし少し短く切ってあげればナーフのモノが使えますので特にお尻の痛みやすいナーフの古い弾を再利用できるのがうれしいですね。
【レビュー】XSHot マックスアタック
なお、私は射撃の腕が”からっきし”です。先に言っておきますが結果はすこぶる悪いです^^;
実射テスト 距離3.5m、ターゲット径12㎝
不要になったCD-Rを利用したターゲットを使用しています。距離は3.5m。バイポッドや光学機器を使わずそのまま狙って撃っています。撮り直しなしの一発勝負。結果は果たして…
性能はなかなか。2400円で買えるナーフ対抗馬
あくまでナーフ愛好家からの目線になりますが…同じダーツが使えること、そして国内ナーフ以上の実射性能を持つということで侮れない存在なのではないかと思います。
ダーツが暴れやすいのでアキュストライクのような安定性はありませんが、国内版ナーフをアウトレンジ攻撃出来る飛距離はかなり魅力です。価格的にもお手頃ですし、オススメできるソフトダーツガンです。
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