2017年9月からはバンダイ関連企業のCCPから販売されているソフトダーツガンがこのエックスショットシリーズです。家電量販店やネットショップでも取り扱っており、また低価格ということもあって手を出しやすくなっています。
スコープはその名前の通りにスコープ付きの中折式ライフルです。価格は1500円くらいと長物としてはかなり格安ですが、その値段相当のチープさがありますので好みはハッキリ別れるかもしれません。あと見た目以上に小さいです。大人が構えて撃てるようなサイズではありません。
カラーデザインはエックスショットの通常シリーズである黄色と青。塗装はまったくなく側面にXマークのシールがあるだけ。
中折式、装填は1発ずつ
中折式ライフルということで装填は本体を折って行います。ロックなど無いので両手でコキンと折れば簡単にバレルオープンします。同じような構造でヴィジランテがあります。
ダーツは1発ずつ。付属のエックスショット用だけでなくナーフのダーツもそのまま使用可能です。ただアキュストライクダーツは中で引っかかるようで発射できませんでした。初速はかなりバラつきがありまして11~15m/sくらい。国内版ナーフが13m/s前後くらいですので僅かに威力が強いのかな、という感じでしょうか。
個体差なのか驚くほど変動があり、数m先にポロリというようなハズレ球が出ることもあります。
バレルを元に戻したらスライドを引いてコッキングを行います。細身ですので子供でも持ちやすいですね。バネはやや固め。
スコープとストックは取り外し可能
スコープは専用のもの。取り外せますが交換はできません。
ナーフのアクセサリとは違って凹凸が逆(スコープ側にレール)があるために流用もできません。他のエックスショットシリーズにも使用不可。取り外した後は大きく凹んでいますので見た目的にもスコープ無しは厳しいものがあります。この設計はちょっとなぁ…と思いました。
構えた感じ。スコープ自体はレンズのない細い筒であり視認性はかなり悪いです。フロントサイトが無いようなものですので狙いは非常に付けにくいです。
ストックはダーツホルダー兼用。4本分しかありませんがちょっとしたダーツを保持できるのが便利です。
パーツを取り外したところ。ストックも専用品ですので交換はできません。僅かですが全長が短くなるので収納しやすくなるというメリットも。
実はかなりコンパクト
見た目は結構大きなライフルのように見えるのですが、実はかなりコンパクトなブラスターなんです。リタリエイターや同シリーズのマックスアタックと並べるとその差は一目瞭然。
リタリエイターが大きく感じるサイズ差ですね。全長も太さも重量も全く違います。
大人が持つとそのコンパクトサイズに悲しくなりがちですので、あくまでもお子様用のライフルというような感じでしょうか。肩につけて狙うのは至難の業ですので通常のハンドガンのように撃つことになると思われます。
一方、対象年齢くらいの子供ではちょうど良い大きさと軽さであると言えます。ナーフより軽量ですので扱いやすく、バレルオープンを含めて操作が簡単なので迷うことはありません。もちろん尖ってる部分が多いのでそこは気をつけねばなりませんが。
親子対決用に2丁買うなら、そのうちの一つの選択肢としては十分にアリなのではないかなと思います。何よりもスコープで狙うのが楽しいようです。
エックスショット スコープ シーシーピー [XSHOTスコープ]【返品種別B】
シー・シー・ピー エックスショット スコープ エツクスシヨツトスコ-プ [エツクスシヨツトスコ-プ]
|