【レビュー】モジュラス タクティカルライト ~待望の白色LEDライト~

モジュラス

【レビュー】モジュラス タクティカルライト

サイズ・重量 全長10cm  重量90g 発売年

シリーズ

メーカー

2016

モジュラス

ハズブロ

入手先   電源  単4電池 3本

★この記事は2017年に初投稿、2019年にリライトしています。

モジュラス タクティカルライトって?

2016年に発売されたナーフ用のタクティカルライトです。

本来は明るい場所で遊ぶナーフですが、夜光ダーツだったりデプロイのような懐中電灯モードのあるブラスター、果てはナイトビジョン装置というような夜間でも遊べるアイテムもあったりします。

ただ「普通の照明」は意外と無かったもので、OEM品を除けばこのタクティカルライトがナーフ初となります。

 

パッケージは簡素

こいらがパッケージ。タカラトミー時代のものですので今は異なるデザインかもしれません。

モジュラスシリーズ専用とありますが、もちろん他のゾンビストライクですとか別シリーズにも取り付けできます。

 

本体は独特な形状?

よくある懐中電灯型ではなく、オレンジ色の四角いパーツが飛び出た不思議な形状をしています。スティックライトのような。ネジ止めされている部分は電池蓋です。

単4電池3本使用。

 

ナーフでは初となる白色LEDを使った普通の懐中電灯ユニットですね。
側面にはスイッチだけ。

 

反対側面は何もなし。

 

裏面はアクセサリレールへの取付部になっています。もちろんナーフのレールであればなんでも取付可能。

 

オレンジ色の部分はレンズ板が入っておりまして、LEDの光軸を調整する役割を担っているようです。うっすらと光も漏れますので暗い場所では視認性が良くなります。

 

サイズについて

ナーフの中では小さいアクセサリです。全長は13cmくらいですので邪魔になりません。

 

重量は電池込みで90g。普通に懐中電灯としても使えるくらいの重さです。

 

ファイアストライクにのせた例。もともとが小さいナーフでも邪魔にならないくらいのサイズであるのがこのタクティカルライトのいいところです。

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あとゾンビ対策用としての記事ですが、こういう風に側面レールに取り付けることも容易です。薄いので取り回しの邪魔になりません。

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操作方法など

操作方法というほどでもないのですがスライドスイッチをONにするだけ。
やや奥まっているのは誤作動防止の為でしょうか。いわゆるタクティカルライトでは標準的とされる防水仕様ではないので水濡れには注意。

後述しますが、だいたい15時間くらい点灯してくれました。おかげで非常に助かったことに。



 

防災用品として

2018年。日本列島は様々な大災害に見舞われた年ですね。
我が家も例外ではなく台風21号によって屋根損壊と地域一体の大停電という被害に遭いました。

約1週間の停電。信号や街灯は作動せず夜間は真っ暗。もちろん照明もテレビも使えず、スマホですら電池切れという事態にどうしようか……となった時に大変助けられたのがこのタクティカルライトだったりします。

たまたまナーフ用に複数買っていたこと、そして電池を用意していたこと。何よりも「置き場所を把握していたこと」からすぐに使うことが出来ました。これながければ当時、日が落ちつつある夕方、しかも停電&雨戸を閉めて真っ暗な室内や押入れから防災用品や照明を探さねばならないという事態になっていました。

台風が過ぎてからの復旧と生活についても、電柱倒壊により停電の長期化が容易に予想できましたので、特に点灯時間の長いこのタクティカルライトは非常に心強かったです。

新品電池というわけではなかったのですが就寝時につけっぱなし(約10時間ほど)含めて、だいたい15~16時間くらい使えたと記憶しています。

 

子供でも持ちやすいのと、側面が明るくなるので「自分用」として持たせてあげました。暗い中で不安だったと思うんですが多少は和らいだようで。

 

ナーフアクセサリとしては及第点

と少し本筋から逸れましたが照明としては普通に使えます。

従来のナーフ用ライトと言えばライトは赤色LED、しかも非常に暗く頼りないものでした。
でもこのタクティカルライトはナーフのライトの中では光量はかなり強め。直視すると目がくらむレベルです。十分に暗闇でも使えるレベルです。

暗い場所で照射した例。青白く、これぞ白色LEDというような色合いですね。前述のように光量は控えめですので暗所では照らした場所しか見えません。普通のタクティカルライトのように反射光で部屋全体が明るくなるようなものではありません。

 

とはいえオレンジ部分も明るくなるので写真で撮った以上に周囲も明るくなります。

 

入手方法

2019年時点ではすでに廃盤のため価格は高騰中。

でも中古市場では結構見かけますのでフリマアプリなどチェックしていると案外と安く手に入るかもしれません。

 

総評

何と言っても純正でライトが出たことは何よりも嬉しいところですね。

今までよく行われていた3Dプリンターでパーツ作ったり、タイラップで懐中電灯をくくりつける必要がなくなったのは素直に喜ぶべきところです。
夜の屋内で特殊部隊ゴッコをするには最適な明るさですし、光量を落としている分だけ電池も長持ちします。子供が雑に扱っても壊れにくい頑丈さもあります。

あと何よりも”普段使う趣味のもの”ですのですぐに存在と置き場所が思い浮かぶところ。災害時には案外とこういう「趣味のもの」というものが身を助けてくれるのかもしれませんね。

 

余談ですが2019年の台風もこのタクティカルライトで備えております。

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