【レビュー】ゾンビストライク ハンマーショット
サイズ・重量 | 全長32cm 重量330g | 発売年
シリーズ |
2013
ゾンビストライク |
初速 | m/s | 装填数 | ×5発 |
入手先 | 対応弾 | エリートダーツ 吸盤ダーツアキュストダーツ |
★この記事は2019年にリライトしています。
ゾンビストライク ハンマーショットって?
いきなりですが。初期バイオハザード世代の私にとってはゾンビへの特攻武器=コルトパイソンなのです。ベレッタで何発も撃ち込まないといけないゾンビやハンターといった敵が、パイソンの1~2発で吹っ飛ぶのはうっぷんを晴らすかの如く爽快なものです。
(弾が貴重なので一通り撃ち終えたら直前のセーブまでリセット)
ハンマーショットも対ゾンビ・リボルバーとして、まさにバイオハザードのコルトパイソンのような特攻武器としての性能を秘めている……と、勝手に信じ込んでおります。
発売時期は2013年と少し古いものの、その魅力も、そして人気も現在でもちっとも変わっておりません。
ゾンビシリーズらしいサバイバルなデザイン
ナーフの中でも珍しいハンマーアクション(撃鉄を起こすタイプ)で、かつ片手撃ち可能な非電動ブラスターとなっています。
ゴツゴツした非常に鉄と油の匂いがしそうなブラスターです。
ゾンビシリーズということで「ありあわせ工具の組み合わせ」がデザインコンセプトになっており、よく見ればフレーム部分やカバー部分が何かの工具やパーツのように見えてきます。
グリップ部分の包帯状の装飾は汚し塗装がされており雰囲気はばっちり。
色彩的にはイメージカラーであるオレンジ色がメインとなっていますが、あまりオモチャっぽさを出さないのがナーフの凄さとも思います。
片手で撃てるハンマーコッキング!
シリンダーは5本のダーツが装填可能。ハンマーアクションにより片手で連射可能です。ただし海外版ではハンマーはかなり重いです。
片手でパンパン撃てると思ったら大違い。意外と力が必要です。
またブラスター自体も大きいため、手の小さい人だとコッキングしにくいでしょう。そう考えると同じゾンビシリーズのダブルストライクの方が扱いやすいかもしれませんね。
サイズについて
サイズは見た目以上に大きくって全長32cm。コルトパイソンが24cmくらいと考えると一回り大きいということになります。
分かりにくいので同一縮尺にて。やっぱナーフはデカいですね。
重量は約330g。
参考までにデータ比較しますと…
- ハンマーショット:全長320mm,重量325g,初速21m/s
- コルトパイソン :全長241mm,重量1092g,初速490m/s
当たり前ですが全然違いますね。
32cmというと結構大きいように見えますが、デザインが秀逸でカッチリと凝縮されるように、数値以上に小さく感じます。
ハンマーの重さを除けば子供でも十分に扱えるサイズです。
操作方法など
操作方法は簡単で、前方の空いた部分からダーツを入れていきます。シリンダーは手で回転させます。
あとはハンマーを起こして引き金を引くだけ……なんですが、一つだけ注意点が。
安全装置あります
ハンマーショットにはセーフティ機構が備わっています。
実はハンマーショット、引き金を引いたままだとコッキングできません。
例えば写真のように引き金に軽く指をかけた状態でハンマーを起こしてもロックがかからないんです。
少しでも触れているとこの安全装置がかかるようになっています。
ですのでハンマーを起こすときは引き金から指を離さねばなりません。
引き金に指をかけない。基本中の基本ですけども子供が扱う以上はなかなか守ってもらえないもの。ハンマーを起こすときに引き金に指をかけてしまって暴発する可能性もありますので、こういった安全機構はありがたいですね。
カスタマイズ例
上面にはアクセサリレールが1個だけ。
そしてフロントサイトだけ……ですので必然的に取り付けられるアクセサリは決まってくると思います。
スコープはややコッキングがやりにくくなるので、ダットサイトなど小さい光学機器を載せるのが一般的なんでしょうか。
特にモジュラス用アクセサリが入手しやすくってオススメです。
個人的にはこちらを推したい
個人的にはこのネタ枠でのツインスライスをお勧めしたいところです。
ギアーズオブウォーに出てくるような重火器+ノコギリみたいな禍々しさで一気に雰囲気が変わります。
スペックなど詳細
初速:22m/s
別の記事で撮影した動画です。
非常にパワフルでエリートダーツだったりエックスショットダーツだと軽量すぎて大きく暴れてくれます。まさにマグナム。
対応ダーツ
エリートダーツなど標準ダーツが使えます。エックスショットダーツでも可。
個人的には弾道が安定するアキュストライクダーツがオススメです。
入手方法
日本ではすでに取り扱い停止されておりますので中古市場か、もしくはいっそ米アマゾンで購入する必要があります。
ただ幸いにもそれほどプレミア価格ではないので入手性は良好。
総評
気密性が高いのか、空気のロスが少ないのか、威力はナーフの中では比較的に高めのように思えます。そのおかげかかなりの”じゃじゃ馬”っぷりを発揮してくれます。
同じリボルバー式としてストロングアームもありますが、それとはまた違う持ち味であり、このハンマーを起こして発射するリズムが妙に楽しいものです。
何よりもこの暴れ馬を上手く乗りこなせるようになった暁には、一流のゾンビハンターになれるはずです。きっと。