【レビュー】パワームーブス アベンジャーズ ソーハンマー
サイズ・重量 | 全長33cm | 発売年
シリーズ |
2020
アベンジャーズ |
初速 | 15m/s | 装填数 | 1×発 |
入手先 | トイザらス | 対応弾 | エリートダーツ 吸盤ダーツアキュストダーツ |
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ソーハンマー (ムジョルニア)て?
「アベンジャーズ」の映画公開にあわせて販売される、いわゆるコラボ商品のナーフになります。
アベンジャーズをモチーフにしたナーフ(というかハズブロ商品)は非常に数が多く、ほぼ毎年新しいものが出てくることからも追いかけていくのはなかなか大変です。
2020年販売のものは「パワームーブス」というサブシリーズで販売されており、このソーハンマー以外にもキャプテンアメリカやスパイダーマンといった御馴染みの面々をモチーフにしたナーフが揃っています。
パッケージ
パッケージは非常にオーソドックスなもの。
中身の見えるオープンパッケージ、左端にはナーフを構える笑顔の少年というデザインも変わらず。
多言語対応ですので商品名は英語以外にもスペイン語、フランス語でも表記されています。
裏面は簡単な使用方法と警告など。
警告については日本語で書かれたシールが貼られています。
中身は簡単ですが、アベンジャーズのロゴが描かれた背景が結構いい雰囲気で。
捨てるに捨てられないかも。
ダーツは専用カラー。
外観について
もともと、ソーハンマー自体が武骨な感じの武器ですので当然ではあるんですが、このナーフ・ソーハンマーもまた同様に装飾などが最低限となっています。
大きなナーフのロゴがあるわけでもなく、ただただ「大きいハンマー」という雰囲気。
打面部分はちょっとしたレリーフがあります。
安全のため、叩くであろう部分はスポンジ製です。
ただしスポンジが薄くて密度が高いのと、そもそも本体重量がありますので近接武器として誰かを叩くのは不適当です。というか危ない。
銃口は上面に、下部はダーツホルダ
最大のギミックであるダーツの装填、というか銃口部は上面部に。
ダーツが一本だけ入ります。ノーマルダーツ仕様。
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
装填したのがこちら。
グリップ下部はダーツホルダーを兼ねていまして、2本のダーツを保持することが出来ます。
上の銃口部と合わせて付属している3本のダーツを持ち歩けるというわけですね。
グリップ太目でホールド感はやや劣る
発射機構やスプリングなどが入っている関係でグリップ部分はどうしても太めに出来ています。
大人の手でもこんな感じ。トップヘビーな重量バランスもあってホールド感はあまり良くありません。
一応、滑り止めと装飾を兼ねた縞模様のようなレリーフがありますので、滑ってすっぽ抜けるということは無いとは思います。
ちなみにトリガーはここ。誤作動防止のためか握り込んだ時の反発はやや強め。
サイズについて
全長33cm、幅17cmと結構大きめ。
同じくらいのサイズのナーフ、といえばサイレンサーピストルでしょうか。
この手の玩具はどうしても小さめに作られることが多いイメージがあるんですが、ソーハンマーについてはその心配は不要です。
むしろ予想していたよりも一回り大きいように感じました。
操作方法など
実はこの操作方法が最大の”面白さ”なんですね。以下は説明書より。
1、コッキングする
グリップ下にある部分を引っ張ります。
指が引っ掛かりやすい形状ですので、特に重くもなく簡単にコッキング可能です。お子さんでもここは容易に操作できるはず。
2、引き金を押す
トリガーとなる水色のボタンを押す、もしくは握ります。
実はこの時点で発射されるもんだと思ってたんですが違ったんですね。発射にはもう一段階の操作が必要です。
3、振る!
ハンマーを打ち付けるように振り下ろすことで内部のロック機構が外れてダーツが発射されます。
暴発防止のため、素早く振りませんと発射されません。イメージとしては装填したダーツを遠心力で飛ばすようなイメージでしょうか。
実はこの振り下ろしでダーツが発射されるのがすごく面白いんです。むしろ気持ちいいというか。
カスタマイズ
カスタマイズについては一切できません。
アクセサリ
スペックなど詳細
初速:15m/s
実は意外と初速が出ているのと、振りによる遠心力が加わるので驚くほどの弾道の伸びがあります。
ただし狙って撃つようなナーフではありませんのでその飛距離を活かせるシチュエーションというのはあまりないかも…。
対応ダーツ
入手方法
2020年3月時点ではトイザらスで販売中。
4月からは他通販サイトでも取り扱い開始のようです。
総評
スポンジ製のハンマーに射撃ギミックを組み合わせたら最強じゃないか!…… ということで購入したわけですが、
振らないと撃てないという独特のギミックから「近距離と遠距離の使い分け」は出来ないことが判明。
でも逆にこの仕組みがソーハンマーの楽しさを構成する最大の要素でもあります。
なにしろ独特の発射感、操作感がたまらなく面白いのです。振り下ろしによってある程度の弾道は調整できますし、ダーツ装填して、コッキングして、振り下ろしてポン!と発射される。
そのリズムがなんだか不思議と楽しいんです。
お値段はナーフの中では少し高めではありますが、サブ武装としてもネタ武器としても楽しめるアイテムです。
アベンジャーズに興味が無い方でもぜひ。
余談
そうそう、作業の合間に息抜き代わりに遊ぶナーフとして、
そして程良いクッションで肩叩き用にも使えないかとは思いましたが……
ガッシャガッシャと結構大きい音が鳴るので少なくとも肩たたきハンマーとしては使えないことが分かりました。