【レビュー】ゾンビストライク リップチェーン
サイズ・重量 | 全長50cm 重量–kg | シリーズ | ゾンビストライク |
初速 | 19m/s | 装填数 | 25×発 |
入手先 | 対応弾 | エリートダーツ 吸盤ダーツ |
ゾンビストライク リップチェーンって?
ゾンビ大発生で崩壊した世界を舞台にしたゾンビストライク・シリーズのナーフです。
最大の特徴はベルト給弾式、つまり帯状につながった薬莢を使って順番に装填していく方式です。さすがに薬莢が飛び出るような仕掛けはありませんけれども雰囲気はバッチリ。
パッケージは箱型
パッケージは箱型。ナーフでよくある「中身を触れるオープン形」とは異なります。
左下にはリップチェーンを構えた青年のイラストが。
なんだかこのバンダナ、指出しグローブという姿は往年のゲーマーを彷彿とさせます。
パッケージ裏。大量のゾンビに襲撃されてピンチのシーンだとは思うのですが、登場人物全てが余裕の笑みという。これもナーフという超絶武器を持っているからなんでしょうか。
登場人物それぞれがゾンビストライクの武器を持っています。
ワースボルトはダーツではなく専用矢を打ち出すタイプです。
持ってたはずですがレビューはまだだったような…
中身は最低限
中身は本体と説明書、ベルトと25発のダーツが入っています。写真はベルトを取り付けた後。
リップチェーンについてはベルトの取り外しが楽ですので、購入時のパッケージに戻せるというナーフでは珍しいタイプになっています。
いや、ナーフって”差し込むと取れない”というパーツが多くて箱に戻せないのが多いんですよね……
ベルトは別売されておりませんし、後述しますが互換性もありません。
破損や変形すると撃てなくなるので大事に使いましょう。
ゾンビストライクの緑色の弾が25発付属。
でもこの数は最低限ですので、できれば予備弾を買っておきましょう。すぐに無くなります(紛失します)ので。
ナーフ用のダーツなら問題なく使えます。
ただし赤いメガダーツだけはサイズが違うので使えません。要注意。
色合いやデザインについて
側面から。なんだか不思議な形状のナーフですね。少なくとも実銃ではありえないデザイン。でもこういったありえない形状でも納得させる事ができるのは、ナーフという玩具の魅力でもあります。
目立つ場所にある灰色のモールド。最初は厚みゲージだと思ってましたがギアプーラーでした。なんでここに…
コッキングを行うためのハンドガード部分。これは説明するまでもなくカッターですね。刃を折るタイプの。
面白いことにコッキングする、つまりハンドガードを手前に引くとカッターの刃が出るという仕掛け。もちろん手を切ることはありませんのでご安心を。
こういった遊び心は本当に楽しい部分ですね。
グリップ部分はゾンビストライクでは定番の包帯を巻いたデザイン。ただし塗装ではなく別パーツです。
どうしてもよく触れる部分ですので塗装だとすぐに剥げてくるんですね。別パーツになったのは耐久性という点からも嬉しい改善点です。
ただし一方で握り込むとギシギシとしてしまう弱点もありますが。
ベルトの装填方法
ベルトの取り付け、交換方法ですが、まずはこの上のオレンジのスイッチを引きながら蓋を開けます。
ベルトはここにはめ込みます。蓋を開けて引っ掛けるだけ。簡単な操作ですので複数のベルトがあるのであれば対戦中でも容易にリロード可能です。
こんな感じに引っ掛ける、というか乗せるだけで上手くギアに噛み合ってくれます。
パーツや付属品の説明
下の黒いものがナーフ・リップチェーン用のベルト。金属ピンでつなげた形状ですので意外と頑丈です。外れることは無さそう。
そうそう、ベルト給弾式といえばナーフ・バルカンが思い浮かぶんですけれども。
形状としては全く別物ですので共用は出来ませんでした。
あとナーフではないのですがスタッツブラスト・パワーボルトなんかもベルト給弾式ですね。ただしこちらも形状が異なります。やっぱり共用は出来ません。
サイズについて
長さは約50cm。高さは20cm。
幅はそれほどでもありませんがフロントヘビーですのでズッシリとした重さを感じます。
操作方法など
ベルトにダーツを入れて取り付けたら(もしくはベルトを本体に取り付けたままダーツを装填)、オレンジのハンドガードを引いてコッキング。
あとは引き金を引くだけです。
速射機能もありまして、引き金を引いたままハンドガードを素早く操作することで連続で発射することが出来ます。
つまり最大で25発もの弾幕を張ることが出来るわけです。
カスタマイズ例
アクセサリレールしかありませんので、取り付けできるパーツは限られています。
サイト、スコープとか。
ゾンビ退治と考えれば暗視スコープなんかも面白いかもしれませんね。
あとエアガン用のスコープなどはレール幅が異なりますので、なにか挟むか変換用のアダプターが必要となります。
(2020年時点でコロナの影響なのか変換レールが非常に品薄?)
スペックなど
初速:17~19m/s(ヘタったダーツで12m/s)
可動するベルトという非常に不安定な場所から直接撃ち出すという関係で初速のばらつきがかなり大きいという印象です。
特にヘタったダーツであったり、速射機能を使った場合には極端に初速が落ちてしまうこともありました。
精度についてはおそらく考えるべきではないナーフだとは思いますが、そもそも中近距離でのバラマキ型ナーフでありますのでそこは深く考えなくても良いのかもしれませんね。
対応ダーツ
前述のようにナーフのダーツならほぼ使えます。
入手方法は
アマゾンで入手可能。セールや割引クーポンの配布対象になることが多いので、特にタイムせール祭りの際には要チェック。
総評
なんといってもガシャガシャと賑やかで、派手なナーフです。
ゾンビストライクの世界観でもある「何でもありで生きていく」を体現したようなデザインでして、カッターを模したハンドガードとか遊び心も満載。
操作自体もそこまで重くはないのである程度のお子さんなら撃って遊ぶことが出来ると思います。息子が言うにはベルトをジャラジャラするのが格好いいようです。
ただこのベルトが意外とあちこちに引っかけやすいので、特にナーフ戦のように走り回るような場合では破損してしまう恐れがあります。
一応、材質は柔軟性のあるプラ素材、接続は金属ピンですからよほどでないと引きちぎれるような事はないとは思いますが……
あと動作音が意外と大きいので、夜間の使用はちょっと躊躇してしまいます。ゾンビに簡単に見つかってしまいそうです。
それもまた弱点なのか、もしくは見つける前に粉砕するナーフなので関係ないと言えるのかも?