スーパーソーカー・シリーズの一つとして2013年に登場したライフル型の水鉄砲がこのスイッチショットです。
スイッチショットと言えば同名のナーフが多数あり、どれもが面白いギミックを搭載した伝統ある名称でもあります。
このスーパーソーカーのスイッチショットも名前に負けないくらい
大きなストック、そしてバナナマガジンが特徴的ですね。そしてそれに負けず劣らず本体サイズもかなり大きく、重量もありますので対象年齢ギリギリのお子さんだとちょっと使いにくいかもしれません。
反対側面はロゴ無し。この辺はもう近年のナーフのコスト削減策の一つとなっています。
とはいえ成型色の違いを活かして上手くデザインされていますので、決して手抜きというような雰囲気ではありません。
大容量バナナマガジン付属
まず目につくのがこの水色の大きなマガジンではないでしょうか。
バナナマガジンは20オンス…約600mlの水を貯めておけます。マガジン自体の重量を含めると約700グラムもあります。
通常のマガジンと比べた例。倍くらいの容量になりますので、当然ながら重さも倍になります。
さらにこの上の40オンス(1.2リットル!)のドラムマガジンも別売されていますので、体力と腕力に自身があれば豊富な水量を武器に戦場の鬼として戦えます。
もちろんマガジンは共通品ですので普通のマガジンも使えます。通常遊ぶのであればこちらの小さいマガジンのほうが軽くてオススメです。重たいタンクが前に出っ張っているバナナマガジンtの違って重心位置に収まっており、体感上の重さも段違いに軽くなります。
スイッチショットの名前の由来
「スイッチショット」の名前の由来はこの回転式のノズルにあります。それぞれ切り替えて打ち分けることが出来まして、1本、3本、5本、扇状の4種類あります。
飛距離で言えば1本水流が最も伸びますが、ポンプが重くなってしまいます。お子さんと遊ぶのであれば扇状水流で雨のように降らせてあげるととても喜ばれます(容赦なく反撃されますが)。
ジェット水流
3本水流
5本水流
扇状水流
発射はこのハンドガードを前後に移動させることで行います。トリガーはダミーです。
力加減や動かす速さによって飛距離や連続性を調整できますが、前述のように意外と重たく、非力なお子さんではほとんど飛距離が出ないという弱点もあります。
ナーフにも使える汎用ストック
スイッチショットには白いストックが付属しています。
ストックはナーフと共通品。ですのでもちろん組み換えは自由自在に。白い純正ストックはスーパーソーカーシリーズだけとなっています。
しかも三角形状の非常にシンプルデザインで、かつ大人でも十分に構えられるくらいの大きさとあって高い人気を誇っています。
形状で言えばクリンコフのストックぽいですね。
こちらは類似のサードパーティ製ストック。
ただしストックには制約あり
素晴らしいストックなんですが、実は大きな制約があります。
それがこの写真。スプリングカバーが飛び出たナーフでは奥まで入らないんですね。例えばリーコンやリタリエイターには使えません。
ストック内部の奥行きが意外と短く、スプリングカバーが出っ張っているナーフでは干渉してしまうんです。
バネの短いリーコンMk2でもこんな感じ。あと5mmほど足りません。
逆に言えばスプリングのない電動ナーフには使えます。モジュラスとか。色合いもバッチリ。このストックが人気というのが良くわかります。
同じ白系ナーフでは他にイオンファイア、トライストライク、バトルスカウトでも使用可能ではないかな、と思います。
アクセサリレール付き
ナーフと同じ規格のストック、そしてアクセサリレールがありますので色々と組み合わせて遊ぶことが可能です。
ただし水濡れしますので電池を使うようなライト類、水が入り込むようなスコープ類では破損やサビの恐れがあります。となると使えるのはシールドや格闘武器くらいでしょうか?
パーツ組み換えでオフシーズンでも遊べる
ノズルの切り替えギミックですとか、アクセサリーの取り付けですとか水鉄砲としてだけでなく銃の玩具としても楽しめるように出来ているのはさすがというところ。パーツはナーフに流用可能ですので夏だけでなく冬のオフシーズンでも遊べます。まさにスイッチヒッター(オールラウンダー?)。飾っておいてもサマになるほどの迫力がありますので網棚にかけておくと部屋の雰囲気がかなり変わるのではないでしょうか。
そのサイズや大きさから見て分かるように子供というより大人向けの水鉄砲。ポンプの重さも相まって、一日遊ぶと筋肉痛になること必至です。