【レビュー】ゾンビストライク サイドストライク
サイズ・重量 | 全長22cm 重量260g | 発売年
シリーズ |
2014-
ゾンビストライク |
初速 | 16m/s | 装弾数 | ×1本 |
入手先 | 対応弾 | エリートダーツ
|
★当エントリはリライト記事になります。
ゾンビストライク サイドストライクって?
2014年に発売されたゾンビストライクのナーフがこのサイドストライクです。
ファストドロー(クイックドロウ)、つまり早抜き早撃ちができるナーフとして宣伝されたそうで、実際にそのための専用ホルスターが付属していました。
日本でもタカラトミーから販売されていましたので持っている方は案外と多いのではないかな?と思ったりします。
ライムグリーンのハンドガン
ホルスター付きの状態で一枚。
ゾンビのZマークが格好いいですよね。
ホルスターから抜けばコンパクトなハンドガンです。側面にはやっぱり大きな「Z」のロゴが。
カラーリングはゾンビストライクでお馴染みの蛍光グリーンに木製のようなグリップが印象的です。
反対側面は塗装無し。ちょっと寂しい部分です。
成型色が蛍光グリーンと非常に目立ちますので、なおさらロゴなどでアクセントが欲しかったなーと。
銃口付近にはナーフおなじみのダーツホルダ。2本収納可能です。
向きにかかわらずホルスターに収まるようにバレル全体が特殊な形状をしています。
上面は簡素なサイトのみ。それでもオレンジ路のパーツが使われていますので視認性は結構良い感じです。
アクセサリレールは銃身下側だけ。ターゲットライト等を付けると狙いがつけやすくなるかもしれません。
ただし!ここにアクセサリをつけるとホルスターに入らなくなってしまいます。
専用ホルスターはクリップ付き
付属のホルスターはプラ製。
滑りのいい素材ですので抜き差しは引っかかりもないのでスムーズ。
背面にはクリップ付きでズボンやベルトに取り付けが出来るようになっています。
ただしそこまで固定力はありませんので激しい動きをすると簡単に取れてしまうかもしれません。
左右にある穴はダーツホルダー。予備のダーツをさしておけます。
ホルスターは左右関係なく、つまりナーフの裏表関係なく収納可能なように設計されています。
向き関係なく収納できるということは、つまり右利き左利き関係なく使いやすい方向に装備できること。そして2丁拳銃が可能ということ。
恐らくこの手のアイテムでは両手持ちをしたいというユーザーが多いでしょうから、それを見越した設計となっているわけなんですね。
そうそう、ファイアストライクがピッタリ入ります。
サイドストライクのスライドコッキングが苦手な人はファイアストライクの方が扱いやすいかも。
サイズについて
ハンドガン自体のサイズは22cmとコンパクト。
小さいとはいえグリップがしっかりしていますので大人でも持ちやすい大きさです。ホールド感は抜群。
重さも260gですので苦も無く運用できる大きさです。
2つ装備したとしても500g。500mlのペットボトル一本分と考えればそこまで重くはないかも。
ホルスターが少し大きく感じますが、ベルト部分にいい感じに収まってくれます。
操作方法など
操作は簡単で本体後部のスライドを後ろに引っ張るだけ。
ちょうと6mmエアガンのような感じ、と言えばわかっていただけるかも。
カチッとロックする音が鳴るまで真後ろに引くようにします。スライドはコッキング後は戻ります。
ダーツは1本ずつ銃身先端から装填します。銃身下の2つの穴は予備ダーツ入れです。
珍しいスライドコッキング式ハンドガン
やはりナーフでは数少ないスライドコッキングのハンドガンということでしょうか。
ナーフでは扱いやすさのためにレバーを引っ張るタイプが多いんですが、どうしてもオモチャっぽさが強調されて嫌だという人が一定数いるようなんですね。
このサイドストライクでしたらエアガンらしい見た目ですので、初めて渡す場合でも拒否反応が少なくなるのかもしれません。
スカウト・マーク2?
実はサイドストライクには名ブラスターと名高いスカウトIX-3という前モデルが存在しています。シンプルながらデザイン性や扱いやすさから非常に高い人気を誇っていたブラスターです。
サイドストライクはその後継機種として登場する予定だったそうで、発売前はスカウトMk2とも呼ばれていました。
実際に発売されると名称は変わってしまいましたが、幾つかの点でスカウトと類似点が見つかります。
例えばコッキングはレバーを引くのではなく上部スライドを後ろに引くタイプ。エアコッキングガンでよく見かける方式ですね。
あと滑り止めにもなる斜線状のモールドですとか、銃口部下にあるダーツホルダーも初代スカウトと似ています。
スカウトMk2は2019年に登場
余談ですがスカウトMk2は2019年に新しく登場しました。全く似てないモデルとして。
レバーコッキングのリボルバー式となりました。実銃っぽさの残るスカウトの良い部分は全てなかったことに…。
スペックなど
初速:16m/s
初速は16m/s前後。ダーツのヘタり具合にも影響されますが概ね安定した初速です。
早撃ちハンドガンとして長射程で撃ち合うよりも近距離でスッと抜いて1ヒット取るものだと考えればちょうどいい具合の初速なのかもしれません。ダーツが暴れませんし。
入手方法
すでに絶版品ですが、タカラトミーからも国内販売されていましたのでリサイクルショップなどで見かけることがあります。
米アマゾンでは2019/8時点では現行品のため、比較的安価に入手可能です。
総評
日本でも過去に販売されていたようですが、あまり数が出なかったのか今では海外版サイドストライクよりもレアとなりつつあります。
非常にオーソドックスなスタイルですので取り立てて大きな個性というものはないものの、非常にカッチリとまとまったデザインと性能でサイドアームとして使うには最適なブラスターではないでしょうか。
※延長バレルは使用できません。